交際を前提に友達になりました.2【桃】

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「もう！ じゃあね、ほとんどの人が気づいてそうなので早速登場してもらいます！ 事務所社長のななもりさんと総プロデュースをしてくれてるさとみさんです」

「そんな投げやりな紹介の仕方はないんじゃない？」

「二人がめっちゃいい笑顔でスパチャしたのがいけないと思います。まぁ、自己紹介お願いします」

「うん、ライラちゃんの所属事務所社長兼すとぷりのリーダーのななもり。です」

「ライラの総プロデュースを担当するすとぷりのピンク担当さとみです。よろしくな」

「え、なんでさとみさんがプロデュースかって？」

「その話の前に！」

「？」

「なんなの、その呼び方。普段はそうじゃないじゃん？」

「あー…普段通りの呼び方で大丈夫？ すとぷりすなーさん嫌じゃない？？」

「リスナーだってさん付けで呼ぶ人ほとんど居ないわ。知ってんだろ？」

「…じゃあ、いつも通り呼ばせてもらいます。てなわけでさとちゃん、プロデューサーがさとちゃんな訳の説明お願いしまーす」

「は？ お前がするんじゃないの？」

「うまく説明できないし、そもそも私もそこまでの理由知らないもん」

「あー…いや、俺もそこまで深い理由があってのことじゃないんだけど、このYouTubeチャンネル前から見てて、それを発見したらテンション上がって俺がやるって言っちゃったんだよね。言ったからには最後まで責任持ちたいかなってだけよ」

「個人の活動に、グループの活動に、その上プロデューサーとしての仕事増やすとかさとちゃんドМだよね」

「ちげーよ？ww」

「まぁ、俺も会社もサポートするし2人のやりたいこと優先で進めていこうね」

「って、ゆっくり話してる場合じゃねーよ！」

「え？」

「あと一分でオリジナル曲のプレミア公開始まる！」

「え！？ もうそんな時間！？ やばいやばい！ 私の初のオリジナル曲でるぅとくん作曲、ななジェル作詞で作ってもらいました！ カウントダウン始まってる！？ みんな見に行こ！！ とりあえずこっちはミュートにするから見終わったら戻ってきてね！ じゃあ、ミュート！！」


バタバタしながらマイクをミュートにして、私も配信とは別のモニターにプレミア公開の曲を映し出した


「もう少し計画的にさ」

「すとぷりにその辺突っ込まれたくないわww 何回もプレミア公開の時間延ばしてるくせに」

「確かにそこは何も言えないねw」

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