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ななもりside
寂しそうな表情だった
おやすみと言ったAの表情は、悲しそうで寂しそうで仕事を投げ出して一緒に寝てしまいそうになった
普段、これは寝れないなぁ…ってレベルの仕事がある日は事務所で仕事するようにしている
その方がAも気兼ねなく休めるだろうなって思ったから…
だけど今日は事務所に行くタイミングがなかった上に寝れない仕事量が残ってしまった
自分でもちょっとまずいかな…って思う程度には休めていない
寝すぎないように、だいたい半日に1時間ほど机に突っ伏して休む日々が続いている
そんなに体の強くない俺だから、休まなきゃとは思ってる
休まなきゃって思うけど、休めるような仕事量じゃなくてその事実が俺を焦らせ、イライラを募らせた
さっき、Aに言った言葉には、そのイライラが見えてしまったのも自覚済みである
紫「はぁ…」
悲しそうな、寂しそうなAの表情が脳裏をチラついて上手く仕事が進まない
俺だって、一緒に寝たいし！
俺だって、もっとくっついていたい！
だけど、みんなに楽しいを届けたいのも事実…
今は頑張らなきゃならない時だって言うのも分かってる
コーヒーでもいれて、部屋に戻る前にAの寝顔でも見て来ようかな…
気分を変えようと、部屋を出ると真っ暗な廊下にAの部屋から明かりが漏れてるのに気づいた
あれ…消し忘れた…？
今まで1回もそんなこと無かったけど、どこか少し抜けてるAなので無くはないと思いつつ、部屋を覗くとAが壁に寄りかかるように座りながら何かを編んでいた
紫「なにやってんの？」
なんで寝てないの？
なんでこんな時間に編み物なんてやってんの？
色んな疑問が頭を駆け巡って、俺から出た言葉は俺自身でもびっくりするくらい低くて重い声だった
ビクッと体を揺らしたAが決まり悪そうにこっちを伺ってきた
「ご、ごめん…」
紫「なんで寝てないの？」
「…寝れなくて…」
時刻は既に早朝5時になろうとしている
Aが寝ようと声をかけてきたのが3時頃だから既に2時間近くが経過している
紫「ちゃんと寝なきゃダメじゃん」
「っ…な、なーくんに言われたくない！」
争い事が苦手で、俺が怒った雰囲気を出した時は謝るしかしないAが初めて反論してきた
「なーくんだって、寝てないじゃん！」
紫「俺は仕事だから」
「仕事だから何！？」
珍しく声を荒らげたAの目には涙が溜まっていた
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大河 - 依存相手に選ばれました。 に依存しているのは私だけでしょうか、ww何回も繰り返し読んでいますww７回目ぐらいかなwwいつかまたづつきをおねがいします！ (2022年5月3日 11時) (
レス) @page34 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 心葉さん» 更新とパスワードの解除ありがとうございます！！遅い時間までお疲れ様です(ｰ ｰ;) (2021年9月12日 4時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
心葉(プロフ) - パスワードの解除させて頂きました！ Part.7もよろしくお願い致します！ (2021年9月12日 2時) (レス) id: 928472755c (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - 教えてくださってありがとうございます！ゆっくりでいいので更新無理しない程度に頑張ってください!! (2021年9月11日 12時) (レス) id: fd3b900466 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 教えてくださってありがとうございます！毎回楽しみです！頑張ってください！！ (2021年9月11日 10時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心葉 | 作成日時：2021年6月16日 20時
