依存相手に選ばれました.6【紫】

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上にパーカーを羽織って、リビングに降りるとなーくんとるぅとくんとジェルくんが待っていた


「おまたせ！」

紫「おかえり！」

橙「楽しそうやったな」

黄「めちゃくちゃ笑い声聞こえてきました」

黄s「2人に襲われました…(. .`)」

「最初に襲ってきたのは朔夜と紬です」

橙s「貞操の危機…」

橙「何があったん！？」


私たちの反応に3人がびっくりしてる

それを見て、私たちはまた笑い声を上げた


紫「楽しそうで何よりだよ
じゃあ、海行こうか」

「そういえば、他の3人は？」

紫「パラソル立てたりしてくれてるよ」

「そっか！
待たせちゃってごめんね」

紫「んーん、俺らもさっき準備終わったところだから」


6人で下に降りるとちょうどパラソルを立て終わるところだった


紫「ありがと」

桃「きーてよ、莉犬がマジで使い物にならなくてさ！」

青「パラソル持っていられないんだもんw」

赤「俺が持った瞬間に風が吹いたの！」

桃「ちゃんと食わねーから風で飛ばされそうになるんだよ」

赤「そんなに酷くなかったよ！？」

紫「はいはい、喧嘩しなーい」

黄「シート敷きますよ〜」

桃「浮き輪いる？」

橙「膨らませるか！」

桃「どっちのが早く膨らませられるか勝負！」

橙「負けへん！」

赤「空気入れ1個しかないけど…」

桃「そんなのいらねーよ」


息で頑張る2人を横目に、私たちは空気入れで浮き輪などを膨らませる


桃「よし！
終わった！
あれあれあれ、遅くなーい？」

橙「早ない！？
さとちゃんのが小さいんやない！？」

桃「一緒だよw
言い訳は見苦しいぞ？」


なんてやり取りを見ながら、残りの浮き輪を膨らまし終えた

プライベートビーチで、別荘経由じゃないと海には降りられないようになってるので間違って入ってくる人も居ない

荷物を見てる人がいなくても平気なので全員で遊べる


紫「…可愛い」


上着を脱いだ私を見たなーくんの一言目はそれだった


紫「えー、めっちゃ可愛い
誰にも見せたくないんだけど…俺どうしたらいい？」

「とりあえず、その連写してるスマホを置いたらいいと思う」

紫「…もうちょっと」

「ほぼ棒立ちの私を写真に撮ってどうするつもり」

紫「疲れた時に見て癒される」

「最近、なーくんが事務所でニヤニヤしながらスマホ見てるけどなんでってスタッフさんに聞かれるのはそのせいかな？w」

紫「そういえば最近よく見てるかも
Aの写真を真顔で見れるようなスキルは俺にない！」

「自重して！？」

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