274 ページ24
さとみside
大人組の休憩中
交代でお昼の予定で、今は子供組が撮影している
その様子を横目に、Aちゃんが作ってくれたご飯を食べている
俺とジェルから少し離れたところで、Aちゃんを抱き抱えたままウトウトしてる我がリーダー
桃「昨日、寝てないの？」
「実は2日休む為に結構無理してて、3日間くらいまともに寝てないんですよね…」
橙「Aちゃんも？」
「私は、なーくんが仕事中に少し寝てるんで大丈夫ですよ」
ってニコッてした彼女の顔にもよくよく見れば疲れが見える
多分、2人ともまともにベッドで寝てないんだろう
桃「今日は暑いし熱中症とかになったら大変だから水分補給と休憩はちゃんと取ってね」
「ありがとうございます」
なーくんはAちゃんがそばに居ればある程度休んでくれそうだけど、Aちゃんはこの状況では休めないだろうなぁって思って休めとは言わない
逆に心配をかけたって心労を溜めそうだし…
橙「飲み物近くに置いとくな」
「ありがとうございます^^*」
桃「ちなみに、なーくんに抱き抱えられててあつくないの？w」
「…めちゃくちゃあついです」
橙「やろうな！」
桃「なーくん、よくこの状況で寝れるなぁ…」
橙「相当疲れてるんやろうなぁ…」
「私より全然睡眠時間短いですからね」
優しく微笑んだAちゃんの顔には、少し寂しげな影が見える
橙「自分のこと、せめてへん？」
「大丈夫ですよ
…ただ、たまにお仕事を手伝えないのがもどかしく感じる時はありますけどね
まぁ、手伝えても微々たるものだと思いますけど」
苦笑いをした彼女はやっぱり少し寂しそうだった
紫「色々、支えてもらってるから
Aのおかげで仕事の効率は上がってるよ」
ウトウトだったから会話が聞こえていたであろうなーくんが突然言葉を発した
紫「Aが気負いする必要はどこにもないよ
Aがやってくれてる事が微々たるものなんてスタッフさん含め、誰も思ってないからね」
言い聞かせるように、Aちゃんの頭を撫でながらなーくんが優しい声で話す
「そっか…」
Aちゃんは、ちょっと素っ気ない返事の割に、表情は本当に嬉しそうな笑顔だった
きっと、これは俺やジェルが言っても意味が無い
なーくんが言うから意味があることなんだ
紫「いつもありがとうね」
「えへへ、役に立ててるなら良かった」
安心したように笑ったAちゃんの表情にもう寂しさは存在しなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 729人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
大河 - 依存相手に選ばれました。 に依存しているのは私だけでしょうか、ww何回も繰り返し読んでいますww７回目ぐらいかなwwいつかまたづつきをおねがいします！ (2022年5月3日 11時) (
レス) @page34 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 心葉さん» 更新とパスワードの解除ありがとうございます！！遅い時間までお疲れ様です(ｰ ｰ;) (2021年9月12日 4時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
心葉(プロフ) - パスワードの解除させて頂きました！ Part.7もよろしくお願い致します！ (2021年9月12日 2時) (レス) id: 928472755c (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - 教えてくださってありがとうございます！ゆっくりでいいので更新無理しない程度に頑張ってください!! (2021年9月11日 12時) (レス) id: fd3b900466 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 教えてくださってありがとうございます！毎回楽しみです！頑張ってください！！ (2021年9月11日 10時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心葉 | 作成日時：2021年6月16日 20時
