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なーくんの仕事が終わる前に帰るつもりだったのに、仕事が早く終わったのか、早い時間に連絡が来た
慌てて電話したら、こっちに来てくれるらしい
好きだと自覚してからずっと、言おうとしても言えなかった気持ち
好きなのに、言葉にならない
勇気を貰いに、なーくんに告白された海に来た
なーくんから着いたって連絡が来た時、日が落ち始めていた
帰る海水浴客に混じって、駐車場に向かう
私の車のそばで見つけたなーくんは、優しい顔で電話しながら車に寄りかかっていた
綺麗
その一言が頭の中を支配する
私が好きになった人は、私には高嶺の花のように感じた
「なーくん」
声をかけると、こっちを振り向いたなーくんがフワッと微笑んで
紫「A、すごく綺麗」
と言ってくれた
電話を切って、彼に抱きついた
「ごめんね
早く帰るつもりだったのに」
紫「んーん、Aがここにいたおかげでホワイトデーに見れなかった夕日が見れそう」
怒るでもなく、そう言ってくれたなーくんは本当に優しいと思う
ここまで来てくれたのだって、心配してくれたからだって分かってる
2人で手を繋いで浜辺に戻る
昼過ぎに来た時には沢山いた人が今は疎らだ
紫「おぉ！
めちゃくちゃ綺麗！！」
「ね、ちょうどタイミング良かったみたいだね」
今日は晴れてるから尚更綺麗な夕日が見える
なーくんが後ろから抱きしめてくれる
まるであの日みたいに…
「なーくんはホワイトデー、緊張した？」
紫「んー…あまりしなかったかなぁ
言うって決めた時は、緊張したけど言う時はしなかったよ」
「やっぱり本番に強いタイプなのかな」
私はなーくんの腕をぎゅっと掴んで、下を向いた
紫「A？」
心配したような声が耳元で聞こえる
だけど、今の私はそれに反応できる余裕はない
ドキドキして、今にも心臓が飛び出そうになる
「…き」
紫「え？」
頑張れ、私！
勇気を貰いにここに来たんだ
その勇気を今出さなくてどうする！
「なーくん…うんん、颯真くん」
紫「え…」
「好き…です
推しとしてじゃなくて…紫藤颯真くんが好きです」
自分が思ってるよりもずっと小さな声しか出てこない
さっきとは比べ物にならないほど、ドキドキと心臓が激しく動く
紫「…」
なーくんが何も言ってくれないから不安になってチラッと後ろを見る
紫「ちょ、今見ないで」
って目を覆われてしまった
でも一瞬見えたなーくんの顔は真っ赤だった
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大河 - 依存相手に選ばれました。 に依存しているのは私だけでしょうか、ww何回も繰り返し読んでいますww７回目ぐらいかなwwいつかまたづつきをおねがいします！ (2022年5月3日 11時) (
レス) @page34 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 心葉さん» 更新とパスワードの解除ありがとうございます！！遅い時間までお疲れ様です(ｰ ｰ;) (2021年9月12日 4時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
心葉(プロフ) - パスワードの解除させて頂きました！ Part.7もよろしくお願い致します！ (2021年9月12日 2時) (レス) id: 928472755c (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - 教えてくださってありがとうございます！ゆっくりでいいので更新無理しない程度に頑張ってください!! (2021年9月11日 12時) (レス) id: fd3b900466 (このIDを非表示/違反報告)
にら子(プロフ) - 教えてくださってありがとうございます！毎回楽しみです！頑張ってください！！ (2021年9月11日 10時) (レス) id: 89e2465523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心葉 | 作成日時：2021年6月16日 20時
