110.ウソ ページ10
なーくんを見送って、30分くらい
家のインターホンがなった
橙「遊びに来たで」
「ん?
なーくんは事務所行きましたよ?」
橙「知っとるよ
今日はAちゃんを誘いに来たねん」
こんなことは初めてだ…
私はジェルくんを部屋に上げた
「私を誘いに来るなんて珍しいですね」
橙「うん
Aちゃんの闇の部分を知ってるのは俺やから、気にかけた方がええと思って」
「ありがとうございます、お兄ちゃんw」
橙「いいえw」
「ところで、なーくんはジェルくんがここに来ることを知ってました?」
橙「えっと…なんで?」
「私の服は朝、なーくんが決めてくれるんですが、今日は外着だったんで珍しいなぁって思ってて」
橙「なるほどな
知っとるよ
一応な言っとかなあかんやろ」
「そうですね
どこか出かけるんですか?」
橙「あ、そうやねん!
あのな知り合いが今度誕生日やからプレゼントの下見をしたくて」
「下見ですか?」
橙「せやねん
女の子なんやけど、何がいいか分からなくて」
「もしかして、彼女ですか?」
橙「期待してくれてるところ申し訳ないんやけど、彼女やないねんw
友達の紹介で知り合った友達、今は」
「今は?」
橙「これからどうなるかはわからんやろ?」
「なるほど」
そんな話をしながら、私たちは車に乗って、近くのショッピングセンターに着いた
「久しぶりに来ました」
橙「そうなん?
なーくんと来ないん?」
「なーくんと来ると、買い物の量がやばいんであまり来ないようにしてます」
橙「あぁ…」
ジェルくんが納得したのか遠い目をしてるw
普通に1時間くらいお店を見て、私は午後から事務所に行く予定なので1度家に帰ることになった
橙「今日はありがとうな」
「いえ、私もお話出来て楽しかったです!
なーくん以外とこうして出掛けるの久しぶりです」
橙「朔夜ちゃんと来ないん?」
「朔夜とは家で話することが多いんで、2人で出掛けたことないんですよ」
橙「そーなんやね
あ、コンビニ寄ってもらってもええ?」
「はい
そこでいいですか?」
橙「ありがとう」
私は駐車場に車を止めて、ジェルくんはコンビニへ
私はそのまま車でボーっとする
ふと、視界になーくんが入ってくる
「は…?」
そこには、ホテルから出てくるなーくんがいた
その横にいるのは、私よりも背の低そうな可愛い女の子
なーくんの好きそうな服を着てて、それがよく似合っている
私はそれを見てることしか出来なかった
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雪乃 - はじめまして!すっごく面白くて毎日読ませていただいています!かわいいなーくん、毎日の癒しです!これからも応援してます! (2022年5月28日 17時) (レス) @page27 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - はじめまして!すごく引き込まれて楽しく読ませていただいてます!これからも頑張ってください! (2021年4月7日 20時) (レス) id: f48e81ff4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - 口に突っ込む…wいつも愛読させてもらってます〜!作者さんのペースで更新頑張ってください!応援してます(*´ω`*) (2021年4月4日 8時) (レス) id: bc2226c39f (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ甘えたななー君凄く可愛い上に癒されました♪続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2021年3月21日 22時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - 更新お疲れ様です!謝らなくて大丈夫ですよ、心葉様のペースで更新してください!続きも楽しみにしています(*´>ω<`*) (2021年3月20日 20時) (レス) id: 298c2cd1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心葉 | 作成日時:2021年2月22日 22時