依存相手に選ばれました.3【紫】

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19:00

ショーをみんなで見て、お土産も買って、私たちは焼肉に来ていた


黄s「A、服は洗ってから返すわね」

橙s「私も今度お返しするね」

「別に洗わなくてもいいけど…着替えられないもんねw」

黄s「そうねw」

紫「え、2人とも似合ってるし、そのままあげちゃえば？」

「え！？
いや…せっかくなーくんに貰ったのだし」

黄s「そうですよ！
さすがに貰う訳には…」

紫「そろそろ、夏物も買うし処分しなきゃなぁって思ってたから貰ってくれるならそれの方が嬉しいかな」

「処分って…ちゃんとしまってまた今年の冬着るんだけど…」

紫「え、俺とAのお気に入りだけ取っておいて、あとは売る予定だよ？
だって、次の冬は次の冬で新しい服買うもん」

「え…いやいやいや
なーくん、私の服にいくら使うつもり！？」

紫「えー…いっぱい^^*」

「(；・∀・)」

橙「諦めた方がええで」

黄「そうですね
なーくんの貢ぎ癖は今に始まったことじゃないですし」

「2人も止めてくださいよ」

橙「無理やな」

黄「諦めましょう」

「2人が冷たい…」

紫「A、俺が服を買うのは特別なことじゃないって理解して？」


なんで、私が諭される側なんだ！


「なーくん、落ち着こ？
私一人じゃそんなに服着れないからね？」

紫「(・・？
だから、2人にあげなって言ってるんだよ？」


なんで理解してくれないの！？

え、私がおかしい？


「…もう、その服あげるよ…
ただ、なーくんはお家に帰ってから主に私への買い物についてお話しようか」

紫「んーん、いらないよ？」

「いるの！」

紫「いらないの！
ほらほら、お肉食べて落ち着いて？」

「お腹すいてて、イライラしてるとかじゃないんだけど…」

紫「ほら、あーん」

「ﾝｸﾞｯ…もぐもぐ…ｺﾞｸﾝ
人の口に突っ込むのはあーんじゃない…」

紫「Aは注文が多いなぁ( ´•ε•` )
そこも可愛いけどね」( *ˊᵕˋ)ﾉˊᵕˋ*) ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


もう、何を言ってもダメな気がしてきた


橙s「直哉さん…私、あそこまでは出来ないと思う」

橙「あかん
なーくん達、紬におかしな恋人像を植え付けんとって…」

「達！？
え、私も！？」

橙「そうやろ」


( ˘•ω•˘ )ｹﾞｾﾇ


そこから、私たちは人前でのスキンシップが多いとか、散々みんなにからかわれた…


結局、全員を家まで送り届けて、家に着いてからなーくんが話し合いに参加してくれなくて貢ぎについての話は出来なかった…

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