依存相手に選ばれました.3【紫】

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赤『俺も遅刻してみようかなw』

紫『いや、普通に事務所で話せば良くない！？』

赤『俺、事務所あまり行かないもん』

青『みんなそんなもんでしょw』

紫『まぁ、毎日行かないとってわけじゃないからね』

赤『今度、早めに事務所行こうかなぁ』

橙『シャオやって、何時でも事務所におる訳やないなろ？』

「そうですね」

赤『今度お話しよ？』

「はい、ぜひ！」

赤『事務所に行く時連絡する…って言いたいけど、俺シャオの連絡先知らないわ』

青『そういえば僕も知らない』

紫『子供組は知らないんじゃない？』

黄『大人組は全員知ってるんですか？』

桃『知ってる』

赤『じゃあ、そこからかなw』

紫『じゃあね、最後俺のこと聞いちゃっていいですか！』

青『行っちゃおー！』

「な…ななもりくんは…」

紫『ﾝﾌﾌ』


小さく笑い声が聞こえた

いや、なーくんって呼ぶ訳にはいかないじゃん！

さん付けしたら絶対突っ込んでくるでしょ…


「んー…」


難しいなぁ

仕事の時のなーくんのイメージ…


「優しい、謙虚、策士？」

紫『俺だけなんで単語！？』

「いや、ななもりくんのイメージが1番難しいなぁって…」

桃『1個ずつ理由聞いてこうぜ』

黄『そうですね
まず、優しいから』

「私が運転するのに毎回、俺が運転するよって言ってくれます」

橙『確かに！』

赤『次はなんだっけ？
謙虚？』

「毎回申し訳なさそうな声でお迎え依頼の電話をしてきます」

青『なんか、ごめんなーくん』

紫『もう少し頑張って欲しいかなw』

青『頑張るわ』

桃『最後は策士？』

赤『お前も申し訳なさそうにしろよw』

「策士は、どうやったら人が動いてくれるかをわかってる感じがしたので…」


しょんぼり顔とかもそれだと思う


青『それはそんな感じする』

橙『なーくんのカリスマ性やろ』

「人を惹きつける魅力のある人だと思います」

紫『なんか…照れる』

桃『シャオのなーくんの印象は俺たちとそんなに変わらないな』

紫『何か違うのあった？』

橙『るぅちゃんに腹黒イメージがないのは納得いかへん』

黄『腹黒じゃないってシャオちゃんが証明してくれてますね』

青『腹黒でしょw』


なんて話してから私は電話を切った

私が電話を切った時点で22時近くて、もう終わりに近い

直ぐに配信に戻った私の目に入ってきたのは、『シャオさんお疲れ様です』『シャオさんがいると大人組のお兄ちゃん感が強くて好き』って肯定的なコメントだった

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