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エイプリルフールだと気づいてからは、全てが繋がった
紫「(´•̥ω•̥`)」
「自分から仕掛けておいて、なーくんが泣かないでよ」
私はそっとなーくんの涙を拭き取る
すぐになーくんの手が伸びてきて、私を抱きしめた
紫「良かった…
Aが離れていっちゃうかと思った
…そう言えば、なんで抱き合ってたの?」
「あぁ、いくら相手が莉犬くんだったとはいえ、女の子となーくんが抱きしめ合ってたわけだし、思い出したらイラッときて」
私がそう笑うとなーくんがちょっと驚いた顔をして
紫「俺の事、大好きみたいじゃん」
なんて言った
…なーくんは私のだもん
好きって感情なのかは分からないけど、それくらいの独占欲は許されると思う
赤「…先に事務所行ってるね」
莉犬くんが離れていったのを確認して、なーくんが少し体を丸めて、私の首に顔を埋めた
その後すぐに、私の首に痛みが走った
「ぇ…」
紫「…仕返しされたのは理解したけど、他の男と抱き合うのはやめて…」
「ごめんね」
紫「ぅん」
「事務所戻ろうか」
紫「…Aかなり泣いたの?」
「へ?」
紫「…目が赤くなってる」
「えー…どれくらい泣いたかなんてわかんないよ
あの時はただただ、なーくんが女の人とホテルから出てきてイチャイチャしてるって事実が辛すぎて気づいたら泣いてたし…」
紫「…(*´꒳`*)」
あーあ、満足そうな顔しちゃって
私がどんな想いであれを見たと思ってるのさ…
まぁ、やり返しちゃったから人のこと言えないけどね
事務所に戻ると、莉犬くんから事情を聞いたであろうジェルくんが笑っていた
橙「Aちゃんのが1枚上手やったな」
紫「ホントだよ…」
赤「もう、巻き込まないでね」
橙「やけど、家にいる時も車内もめちゃくちゃ怖かったわ」
「え、なんでですか」
橙「やって、全部がいつも通りなんやもん
そんなん逆に怖いって…」
「…じゃあ、ジェルくんへの仕返しはそれで十分かな」
橙「なにかするつもりやったん?」
「嘘をついていいのは、同じ嘘をつかれても平気な人だけですよ^^*」
3人「ごめんなさい」
「んふふ
そろそろおやつにしましょうか」
私は笑いながらそう言って、いつも通りにおやつの準備を始めた
3人が手伝いに来てくれる
「珍しいですね」
橙「ほんまに申し訳ないと思ってる」
赤「うん
もうしません」
紫「試すようなことしてごめん」
「え、怯えないでくださいよ」
その後もめちゃくちゃ謝られた…
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雪乃 - はじめまして!すっごく面白くて毎日読ませていただいています!かわいいなーくん、毎日の癒しです!これからも応援してます! (2022年5月28日 17時) (レス) @page27 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - はじめまして!すごく引き込まれて楽しく読ませていただいてます!これからも頑張ってください! (2021年4月7日 20時) (レス) id: f48e81ff4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - 口に突っ込む…wいつも愛読させてもらってます〜!作者さんのペースで更新頑張ってください!応援してます(*´ω`*) (2021年4月4日 8時) (レス) id: bc2226c39f (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ甘えたななー君凄く可愛い上に癒されました♪続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2021年3月21日 22時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - 更新お疲れ様です!謝らなくて大丈夫ですよ、心葉様のペースで更新してください!続きも楽しみにしています(*´>ω<`*) (2021年3月20日 20時) (レス) id: 298c2cd1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心葉 | 作成日時:2021年2月22日 22時