雄英高校ヒーロー No.11 ページ12
そこにさっき見た包帯でグルグルにされたポストが落ちてきた。
『危ない！』
救けようとしようとしても、僕の足じゃあ追いつけない。
そんなことはわかっている。
それでも、
僕の足が、もっと早ければ、僕の足が……
その瞬間僕の足が熱くなった。
え？
次に足を前に出した時、地面に凹みができるほどに力が入り、かなりの速さでその子の方へ向かうことが出来た。
けど、自分の手だと間に合わない。
なので、もう片方の足をポストにぶつけた。
ポストは勢いよく吹っ飛んで行った。
…………え？何この力、僕はこんな"個性"持ってないはず……え？
そんな心の中で混乱をしていると、また次のものが来た。
『うお！』
僕はそれを小さな女の子を抱えて避けた。
『大丈夫か？お嬢さん？』
「あ……うん！大丈夫だよ！お姉ちゃんの"個性"すごいね！」
『うん、ありがとう。それじゃあ、逃げようか』
「うん！」
僕はその子を抱えたまま逃げた。
「優子！優子！」
「お母さん危ないですよ！」
「あの子が！まだあの中に！」
その場にいた中年男性が、赤ちゃんを連れている主婦を止めていた。
『それなら大丈夫ですよ。』
「え？」
僕はその人に近づいた。
「お母さん！」
女の子はその人に向かって走り出した。
「優子！」
その親子は抱き合っていた。
「本当にありがとうございます！なんとお礼を言っていいのやら……」
『いえいえ、大丈夫ですよ。ただ次からはお気を付けください。』
「……っ！はい！」
『すみませんが僕は行かなきゃ行けない所へ向かうので、急いで逃げてください。』
「はい！行くよ！」
「うん！ありがとう！お姉ちゃん！」
その親子は走っていった。
さてと、早くあの二人の元へ行こう。
あの二人のことだ。多分家に向かっているんだろう。
と、僕は二人の場所へと向かった。
．
この能力のおかげか早く二人の元へ着くことが出来た。
『活真！真幌！』
活真・真幌「「A！/ちゃん！」」
真幌「なんであんたがこっちに？」
『2人ならこっちに来ると思ったからだよ。それより、こっちの方にヒーローがいる！こっちに来い！』
真幌「いやよ！まだ高校生でちゃんとしたヒーローじゃない奴らなんかに！」
急いでいるからか、僕の怒りが頂点達し、大きな声で言ってしまった
『活真が死んでもいいのか！』
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黒月 - シリアスクラッシャー戒さん» 来ていただいたんですね！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年2月1日 17時) (
レス) id: ac393affed (このIDを非表示/違反報告)
シリアスクラッシャー戒(プロフ) - 友達とデクたちの絡み面白かったです頑張って下さい！(*^▽^*) (2020年2月1日 14時) (レス) id: dea2534335 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - 音羽さん» ありがとうございます!!m(*_ _)m面白いと思っていただいてとっても嬉しいです(*^^*)頑張りますね！ (2020年1月28日 18時) (レス) id: ac393affed (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - おもしろい！おもしろい！おもしろい！おもしろい！おもしろい！おもしろい！！！意外にいいようがない！映画面白かったですよね！続き書くの頑張ってください！応援してます！ (2020年1月25日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒月 | 作成日時：2020年1月10日 13時
