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グミすき ページ7
ひとしきり泣いて
落ち着いた頃
ともを膝の上に乗せては
ともの好きだったテレビを見る
声は聞こえずとも笑っているのが分かるように
布の塊が震えている
さっき持ってたグミは
シーツに穴が空いてないのにも関わらず
口元に持っていくと消えていっていた
どういう構造なんやろうか…
ともがシーツを脱ぎたがらないけど
裾から伸びるむちむちの脚と
小さな靴下と足
ともがテレビに夢中になっていることを
いいことに俺はその
触れる足をこれでもかと
もみもみしまくる
時折蹴られるし体温は無いけれど
俺は今可愛い息子を触ることが出来る
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作者名：神崎 | 作成日時：2023年7月15日 4時
