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写真 ページ40
「のぞむくーんおはよう」
「おはようございます�陲舛磴鵝�
朝は自転車で会社まで行く途中に
のぞむくんの喫茶店でテイクアウトしてから
行くことが俺の日課になった
「�陲舛磴鷓Ｆ�少し時間あります？」
「おぉ、平気やけど？」
実際ちょっと早めに出るようにしてるし
とも居なくなってから年末年始は
それはもうがむしゃらに仕事仕事の毎日
「こないだのクリスマス会の写真
焼けたんですけど、これ見てください」
渡された1枚のぶれた写真
仲良く3人と1匹で映ってる
ともも笑顔で…
「とも！？！！
とも映ってるやんこれ！！」
布が無く完全にあの生きていた頃のとも
「そうなんですよ、僕びっくりしちゃって
友達からは古いカメラやからそりゃ
写ってもおかしくないって言われちゃったんですけど
これ、�陲舛磴鵑紡膸�に持ってて欲しいんです」
「いいん？」
「もちろんです」
抱きしめて天を仰ぐと
ツンと鼻が痛くなって涙が1粒流れた
大空に広がる青い空と少しの風に頬を撫でられて
大丈夫だよと勇気づけられた気がした
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作者名：神崎 | 作成日時：2023年7月15日 4時
