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おやすみなさい ページ38
ケーキを1切れ半食べたともは
段々うつらうつらしてきている
「とも、もう寝ようか
サンタさんも来るし今日は早く布団に入った方がええよ
歯磨きしてき」
のそのそと歯磨きしに行くとも
「のぞむくん赤ワイン飲める？」
「頂きます！」
歯磨き終わったともが大人たちにご挨拶
のぞむくんにぎゅっーてして
「ともくん、おやすみなさい」
次は俺
ともがぎゅーってしてきて
膝立ちだった俺をもっと近づけるかのように
力強いハグ
「とも、おやすみ
お父さんはとものお父さんができて本当に幸せやで」
ぎゅっと1度強まったかと思ったら
ともはそのまま寝室に行ってしまった
「ともくん今年は何貰うんです？サンタさんに」
「それが、いつまで経っても手紙書かなくて
仕方ないからともの布
薄くともの好きな星のマークが入ってる柄の」
「ええやないですか、
ともくんも喜んでくれると思いますよ」
それからしばらくして
ともの枕元にプレゼントを置いたあと
のぞむくんとのお喋りは尽きぬまま
2人して寝落ちてしまった
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作者名：神崎 | 作成日時：2023年7月15日 4時
