(＿ )のないともくん (ページ13)

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せのたかい、のんちゃんページ13

スーパーで買い物をした後、

ゆっくり歩いていると

帰り道、ともが喫茶店の看板を指さしてる

黒板の看板に大きく書かれてるのはパフェの絵

「ええよ、行ってみようか」

ぴょんぴょんジャンプして喜んでるとも

こんなところに喫茶店なんて出来たんやな

カランカランと扉を押して入ると

いい雰囲気の店内

「いらっしゃいませ！
あ、おばけ…」

せやったわ、段々と慣れてきたけど

とも布被ってるんやわ

「日除けで被るのが好きな子なんです…汗
2人なんですけど空いてますか？」

「あ！そうなんですねぇ
ちょうど影になるそちらのボックス席にどうぞ〜」

背の高い愛想の良いお兄さん

「外の看板のパフェ1つとアイスコーヒーをひとつ」

「かしこまりました！
僕お名前はなんていうんかな？
チョコプレートにお名前入れるサービスがありまして」

『…』

「俺はのんちゃんって呼んでな！
僕はなんて呼んだらいい？？」

外を見てたともが俺と店員のお兄さんをキョロキョロ見てる

「ともひろです！
ともくんて書いてやってください」

大きく頷くとも

「ともくんですね！
星のサングラスカッコイイね！
では、お持ちしますので少々お待ちください」

机の上に腕を置いて布をいじいじ触って
照れ隠ししてるとも

可愛いなぁ…