今日:22 hit、昨日:7 hit、合計:33,905 hit
小｜中｜大
ともくん ページ1
息子のともひろを亡くしてから
早一年
妻と離婚して所謂シングルファーザーとして
ともと過ごしてきた4年間は最高に幸せな思い出やった
そりゃあ毎日喧嘩もしたり、わがまま言ったりで大変だったけど
俺のことを「だいすきなおとうさん」と
園庭から叫んでいたあの時をいつまでも鮮明に思い出せる
そんなともひろが死んだのは
一年前、ともひろが5歳の時だった
交通事故
あの尊い小さな命はそれで奪われた
いつまでもともひろの亡くなったあの道をみると
辛くて、悲しくて
あの小さな手を握ることが出来ないこと
朝の忙しい時間の喧嘩が出来ないことさえも
苦しくて悲しくて、俺はたった一人の最愛の息子を亡くしたことを
悔やんでも悔やみきれずにいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 253人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神崎 | 作成日時：2023年7月15日 4時
