色々らんぺいじ

Shogo×我が子と彼女 （リク ページ48

:翔吾×我が子と彼女:

俺のAが痛みと戦い始めて 4時間経った。
Aが苦しんでる姿を見て
何回変わってあげたい。そう思った事だろうか、

俺とAの間で出来た新しい命が
出てこようとしてるけど
なかなか出てきてくれへん。

『ん〜ッ痛ッ』

「A大丈夫！俺ずっと隣におるからな！」

『痛いッ〜 もう無理だよッ』

「A頑張れ！泣かないで？
2人で頑張ろ？な？」

そう言って泣きながら弱音を吐くAの頭を撫でてそう言う。

『翔吾くん、もう無理かもしれないッ』

「Aそんな事言わへんで？
Aなら絶対大丈夫やから、！
俺ずっと隣におるし、
手ずーっと握ってるからだから頑張ろ？な？」

『翔吾くんがちゅーしてくれたら頑張る、』

「もう、Aはほんまに〜笑笑」

そう言ってAの唇にキスを落とす。

『あははッ』

「Aが言うてきたんやから、笑うなや〜」

『だって面白いんだもん！笑笑』

「Aまだ笑える余裕あるんやから、
もう一回頑張ろう？俺も一緒に頑張るから！」

『うん、頑張る。頑張るね翔吾くん、』

「頑張れ頑張れ！Aなら出来るで！」

そうやって頑張ろうとするAの頭を撫でて 髪に軽くキスを落として 手を握る。

俺の行動にまた笑みをこぼすA。

“はいじゃあみんなで 踏ん張るよ〜！”

そんな助産師さんの掛け声で 俺らは息を合わせて

「『“せ〜のッ”』」

みんなで踏ん張ると 俺の手にさっきとは明らかに違う力がかかる。
頑張って俺の手を握るAの手を離さないように両手で握ってると、
“おぎゃあ〜”なんて元気の良い声が聞こえてくる。

次に続く

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