色々らんぺいじ

Shogo×女の子の日の彼女 ページ20

翔吾×女の子の日の彼女

『〜ッ。』

「ん〜？Aどしたん？」

『あ、翔吾くん起こしちゃったかな、汗
ちょっと女の子の日になっちゃって、汗』

「俺は全然大丈夫やよ。
それより大丈夫なん？薬飲んだ？」

Aのお腹を摩りながら、そう聞くと
コクンと頷いたA。
俺にはどうやっても分からない痛みと戦ってるA。

俺に何かできる事は無いか考えてたらそれに気づいたA。

『翔吾くん？眉間にシワが寄ってるよ？
私は大丈夫だよ？
翔吾くんがこうやってお腹摩ってくれてるだけで、痛みが軽減する気がするなあ笑』

なんて笑うAだけど 無理してる感が半端無くて。

「A？無理して笑わなくていいんよ？
俺 お腹摩する事ぐらいしか出来ないけど、
これでAの痛みが紛れるなら
ずーっと摩り続けるで！笑笑
他に俺が出来ることなんかないん？」

『あ、じゃあ一個お願いしてもいい？』

「お、なんや 言うてみ！」

『翔吾くんにぎゅーってしてもらいたいなあ。なんてね笑笑 冗談だよ笑』

冗談を言えるぐらい元気になったA。
もっともっと元気になれ〜って思いを込めて、
力一杯Aを抱きしめた。

『ありがとう 翔吾くん。』

「こんな事しか出来んくてごめんな。」

『こんな事なんて言わないで？ 私にとって1番の薬だよ。翔吾くん大好き〜』

「またそんな可愛い事言う〜。俺もAが大好きだよ！」

俺には分からない痛みだけど、
Aの痛みが少しでも紛れるように、全力で支えて行こう。そう思った岩谷翔吾でした。

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