色々らんぺいじ

Yamasho×お弁当屋の彼女 ページ17

山彰×お弁当屋の彼女

俺とAの出逢いは突然だった。

俺は駅前に新しく出来たお弁当屋に夜ご飯を買おうと思って 寄った時に 俺の中で電流が流れた。

「何 あの可愛い子」

まあ簡単に言えば俺の一目惚れ。
Aを見つけてから毎日お弁当屋に通って、
Aに猛アタック。笑笑

まあ、あの猛アタックのお陰で、今Aと付き合えてるんだけどね笑笑
そんな幸せな俺は今Aの帰りを家で待ってます。

ガチャ

『しょごくんただいま〜』

「A おかえり〜。お疲れ様」

『ありがとう。はいこれ今日のお弁当！
今日はね このほうれん草の胡麻和え私が作ったんだよ！』

なんて楽しそうに持って帰って来たお弁当の中身を説明してくれるA。
これが俺の楽しみだったりもする。笑笑

「おお、美味しそうだ〜！！」

『しょごくんのには特別愛を込めました。笑笑』

「なんじゃそれ！笑笑」

なんて言いながらも照れを隠すのに必死の俺。
そんな事を知らないAは、

『早く召し上がれ〜』

なんて言ってニコニコしてる。

「いただきます〜！うまっ！」

『よかった〜笑笑』

「なんかAが帰ってくる前俺思ってたんだけど、俺たちを結んでくれたのってある意味このお弁当のおかげだよね。」

『え？どういうこと〜？』

「だって、このお弁当がなかったら Aと出会う事は無かったし、Aを見つけて一目惚れする事も無かったと思うんだよね。」

『まあ、そうかもね。けどあの時しょごくんが話しかけてくれて良かったなあ。』

「なんで？」

『あの日ね実は、私バイト初日で。笑笑
めっちゃ緊張してたんだけど、しょごくんが話し掛けてくれたから緊張がほぐれたんだ〜。笑』

なんて俺の知らない話をするA。
そんな事を楽しそうに話すAの手に俺の手を重ねた、

『しょごくんどうしたの？』

「ん〜？ただ単にAが可愛いなあと思ったから手繋いだだけ。」

『なにそれ〜笑笑』

「A〜？」

『ん？』

「お弁当だけじゃ足りないんだけどどしたらいい？」

『え？どうしっ// もうしょごくん！』

ちょっと意地悪を言ってAにキスをして、Aを抱きしめた。

「これで俺お腹いっぱいだわ〜、笑笑」

『もうっ！』

「A、これからもお弁当いっぱい作って、
その度にAの楽しい話聞かせてね。」

『うん！しょごくん大好き！』

「俺も Aが大好き。」

頑張った後のAの笑顔を見るのが大好きな山本彰吾でした。

Shohei×魔法使い彼女→←Kenta×甘えた彼女

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す