U-17のマネージャー【テニプリ】

27話 ページ29

Aside


越「先輩。こないだの試合って本気じゃなかったの？」

遠「なぁなぁ、あのビュンってサーブどうやってやったん？」

柳「あの夜半の嵐という技はグリップ部分を使っていましたよね？どうやったらあのような……」

謙「先輩あない速かったんやな！今度走り方のコツ教えてや！」

幸「先輩があんなに強いなんて驚きました。俺も今度手合わせお願いしたいのですが…」

切「先輩、本気出す時は髪結ぶんスね！髪結んだ方が綺麗に見えるっス！」

種子島さんが頑張れって言ってたのはこうゆうことか…

ひとまず中学生をとめないと！

『…ちょっと待って！一気に言われても答えれないよ。』

私は聖徳太子じゃないからね。

越「じゃあ俺から…」

『うん、いいよ。あ、でも徳川さんが答えられることはそっちに質問して欲しいかな。』

さすがに徳川さんと打ち合いの後の質問攻めはキツイかな…

越「徳川さんならもう居ないけど？」

嘘でしょ？

私は1番コートを見るともうもぬけの殻だった。

徳川さん、まさか逃げた!?

うぅ…

酷い！

一応私だって後輩なのに。

身長高いデカブツだけど。

可愛くない後輩かもしれないけど。

越「先輩もういい？」

もう諦めよう。

今度徳川さんに理由聞いてみよっと。

もしかしたら面倒い以外の理由かもしれないし。

『いいよ。答えれるものにもかぎりがあるけど。』

私はそれから中学生からの質問に答え続けた。









他の人いわく、戻って来た時には歩く屍のようになっていたとかいないとか…

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