U-17のマネージャー【テニプリ】

10話 ページ11

Aside


今、私は中学生たちと寝る場所である洞窟に来ている。

柳「それでは先輩。質問に答えてもらいましょうか。」

な、なんか怖い…

『お手柔らかにね…』

柳「では、フルネームと学校名、身長と体重からを教えてください。」

ジャ「流石に体重はダメじゃないか？」

『いいよいいよ。別に気にしないし。』

精神的ダメージを受けるような事でもないしね。

『えーと、名前は風月A。学校は立海大附属高校に通ってるよ。身長は175cm、体重は55kgだよ。』

「「「「「「「55!?」」」」」」」

えっ、何!?

55って不吉な数字だったりするの!?

ジャ「175cmで55って…」

向「軽すぎだろ…」

そうなのかな？

まぁいいや。

『じゃあ次の質問ね。』

越「ねぇ、あんたってテニス強いの？」

お、いい質問。

『強いよ。少なくとも中学生には負けないね。』

越「！…へぇ。今度、試合しようよ。」

『もちろん。私もしたいし。』

遠「姉ちゃんテニス強いんか!?わいも試合したい！」

『了解。何人でも受け付けるよ。』

楽しそうだしね。

桃「っていうかなんで今まで先輩と会った事、トレーニングルームでしかないンスか？」

それは私も聞きたいよ、桃城君…

『よく分かんないんだけど、中学生の練習見に行こうとしたら毎回高校生に呼ばれるんだよね。タイミングが良過ぎるくらい。』

桃「あーなるほど。そうゆう事っスか。」

『？』

桃城君は理由が分かったのか？

すごいなー

後で聞いておこう。

仁「というよりなぜ先輩は顔を見せないんじゃ？」

え？

嘘。

深く被りすぎてたのかなー

『ごめんね。深く被りすぎてたよ。今帽子外すから。』

私が帽子を外すと皆体が固まったかのように動かなくなった。

皆どうしたの!?

私、なんかした!?

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