フェチを持たない秘密警察犬 事件簿No.2

狼少女暗殺事件・５ ページ11

狼少女暗殺事件・５

因幡洋side

まぁ、あっちには緒方がいるから大丈夫か…
あいつ一応警視だし…

俺たちはヤギと対峙した
パイは避けねぇと…！

ﾛﾚ「首領、もうパイがありません」

洋「よっしゃ！弾切れか！」

ｳﾞｧ「パイがなければケーキを投げれば良いじゃなーい」

洋「己のキャラを見失ってるぞ！」
望「そして気持ち悪い！！」

ﾛﾚ「助手がほとんど食べてます」

優太がホールケーキまるごとむしゃむしゃ食べてた

ナイスだ！優太！

洋、望、荻「よし殺るか」

俺たちが目を光らせていると防火扉が開いた

ｽﾃ「やぎ」

ｳﾞｧ「な
まさかガブリエラ……
やられたのか…？」

あっちに女王いたのかよ！！
あぶねぇーな！

ｽﾃ「おこった
ゆるさない


食べる！！」

洋、望、圭「その勇気だけでお腹いっぱいですからー！！」

ステラは四足歩行でヤギを追いかけ始めた

洋「よせ、ステラ
お前が今血の味を覚えたら処分されるぞ！」

それにそのヤギは絶っっ対マズイぞ！

俺の願いは届かず、ステラはヤギにかぶり付いた

みょっ！！

伸びた！！

洋「よっしゃ！ナイス伸縮性！」

望が慌ててステラを抱き上げた

望「ステラどうどう」

ｳﾞｧ「おのれ野蛮な狼め」

洋「わかってねーな ヤギ
こいつは本場おフランスの秘密警察犬だ
俺と望に勝てねーテメーがかなう相手じゃねぇ！！
ステラや望に手ぇ出すなら俺に勝ってからにしやがれ！！」

望(兄さんカッコいい…)

ｳﾞｧ「言われんでもお前から殺してやろー
なーにがおフランスだ
ベルサイユのベはベニヤ板のベー！
やーいベニヤ板宮殿」

狼三人「庶民派結構とっとと帰れー！」

緒、荻「帰すな！」

狼三人「あっ」

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