フェチを持たない秘密警察犬 (ページ36)

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機密文書盗難事件・８ページ36

機密文書盗難事件・８

因幡洋side

圭が心配でソワソワしてるとドン！と二人は帰ってきた

洋「圭、無事か！！」

圭「四時間もいらなかった」
洋「何が！？」
望「兄さん、緒方がコマを動かしたよ」

“1685～生類憐みの令発布”

緒「やった？俺の得意分野っぽい！」

緒「いつの間にサイコロ降りやがった」

俺たちはすごろくの中に吸い込まれると目の前に立て札があった

“帰省条件
一匹残らず犬を撫でろ”

緒方は犬を噛まれながら撫でつづけているが俺は犬に追いかけられ、望は犬を抱っこして緒方に撫でろと言っていた

緒「ほらね♪」
洋「いいから早く撫でろ」
望(戻ったら手当てしないとなぁ…)

犬にガブガブガブガブ噛まれながら犬を撫で続ける緒方はある意味凄い

緒「おかしいな
こいつで全部なのに」

緒「痛くないのか？」

緒「目に入れても大丈夫だもん」

望「恋は盲目って感じなのかな？」

すると緒方は俺たち兄妹を見た

そして、二人まとめて頭を撫でると元の部屋に戻った

圭「おかえり、因幡さんたち」

洋「うるせー！！」

圭「何で？！」

俺は耳まで真っ赤で恥ずかしさに震えている可愛い妹を抱き締めて圭に怒鳴った
望は緒方に嫌いなんだぞ！
こんな扱いされて、恥ずかしいに決まってんだろ？！
そんなところも可愛らしいな！もう！

そこから俺たちはなんとかコマを進ませた
途中、緒方が杉田玄白に解体されかけた

今、望が手当てしている

ヤギは……

緒「ヤギコンビは夏目漱石に洗脳されてリタイアか」
ｳﾞｧ「我輩は猫であろー」

柱で爪研ぎ…蹄大丈夫か？

後は俺たちと圭、荻の一騎討ちだった

緒「決着つけるぞ！荻！
勝つのは俺だ！」
荻「俺は誰にも負けん」

圭(ヤギ逮捕は後回しでいいのか？)

圭たちは後、５以上
俺たちは２以上進めばゴールに辿り着く

圭「荻さん、５以上出せばあがりだよ！」

荻「4」

圭「手遅れだった！」

“1918年米騒動が起きる”

圭たちは再び巻物に吸い込まれた
無事に帰ってきてくれよ！
騒動とかなんか嫌な響きだし！

また数分すれば圭たちは帰ってきた

謎の手足と共に……

圭「お腹いっぱい(ｹﾞﾌ」
荻「コレは残していいのか？」

洋(何食ったのか聞くのが怖い)

望は手足に近付き、ツンツンと突っついていた
勇気あるよな…俺はダメだ…

作「もう少し…後二日でテスト終わる…
そしたら…」
望「ゲームだろ？こっちもしっかりやれ」
作「わかってるよぉぉぉ！！！」