フェチを持たない秘密警察犬 (ページ3)

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偽造通貨印刷事件２ページ3

偽造通貨印刷事件２

野崎圭side

―因幡探偵所―

荻「よ」

圭「荻さん！」

俺は野崎圭
ここ因幡探偵所の時給900円に惹かれて働き初めて半年になった

現在16歳です

優「呼ばれてもしないのに良く来ますね！
用があっても来てほしくないのに立ち寄ったんですか？」

彼はボランティア助手
佐々木優太くんは荻さんに敵意むき出しの女装少年

荻「仕事の依頼だ悪徳助手」

そして、この事務所の社長が警察犬時代の頃の相棒の荻野邦治さん
現在は違う人と組んでるみたいだけど会ったことはない…
優太くんはあるみたいだけど

そして、その荻さんに資料を渡され、お前の力がいると手を差し伸べらて……

「いやだ」

断固拒否！

そして、優太くんが何処からか出した岩塩を投げつけ始めた

ちょ！止めて！

慌てて盾になろうとするけどいかんせん…背が足りない…

思いっきり荻さんの岩塩が…！

落ち着いて優太くんと荻さんが嫁姑みたいな陰険バトルを開始していた

岩塩を投げていた人物
上司で毛フェチで元警察犬の狼男探偵

因幡洋

因幡さんは炊飯器でお茶を飲んでいる荻さんに指を向けた。

洋「お前がいても望に会えなきゃ意味ねぇの！
俺に仕事頼みたければ望連れてこい！
もう、何ヵ月も会ってねぇぞ！」

現在の荻さんの相棒は話によると因幡さんの妹・因幡望さん
年は俺の1個上つまり、17歳

若いため余り現場にいないが特別な事件だけ行動してるらしい

17って若いよね…

因幡さんと暮らしてるみたいだけど、忙しいらしく、あんまり帰ってこないみたい

でも、何ヵ月ともなると可笑しいと思って聞いたら、特別な理由があるらしい

荻「その事だが今回の事件は特別だ
つまり」

荻さんはそう言葉をと切らせ、ドアの方を向いた。

荻「望、出てきていいぞ」

ガチャ

ドアが開き、現れたのは腰まである長い白髪で切れ目の赤い目を持つ俺より背の高い女性が立っていた

この人が……

と俺が思った瞬間

洋「のーぞみー！！！！」

因幡さんが望さんに飛び掛かった

そりゃ、おふざけでプールに飛び込む男子のように

しかし、望さんはサッと避けた

因幡さんはそのまま地面とキスをした