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プレゼントひったくり恩返し事件・2 ページ40

プレゼントひったくり恩返し事件・2

因幡望side

ひったくり犯は交番の警察の人に頼み、被害者の人に近寄った

わぁ、赤毛だぁ
兄さんと一緒だぁ

望「これ、貴方のですよね」

?「そ、そうさ!あ、ありがとう」

望「いいですよ、別に
じゃ」

私は手を挙げて、その場を去ろうとしたが……

?「ま、待つさ!!」

望「ぐえっ?!」

被害者は私のマフラーを掴んだ
絞まってる!絞まってる!!!

?「お、お礼したいさ!
だから…!」

望「……そ、その前に……
死ぬ………」

?「?!
ご、ごめん!!!」

慌てて放してくれた、息を整えるように何度も咳をした

?「えっと…大丈夫…?」

望「川が見えたよ…」

で、話をお礼に戻した
私は断ったが、被害者の子が頑固で結局私が折れた

で、とりあえず寒いからと、近くのカフェに入った


鉄「鬼塚鉄謙さ
さっきはありがとう、助かったさ」

望「因幡望です
えっと別に気にしないで」

鉄謙さんは机に手をつき、深々と頭を下げた
目立つ!目立つよ!鉄謙さん!!

鉄「これ…美和さにあげるプレゼントだった
盗まれたから慌てて…」

望「美和って女の人だね
恋人?」

そう、言うと鉄謙さんは髪の毛並みに顔を赤くした
図星?

鉄「ち、違うさ!!」

望「じゃあ好きな人?」

鉄「ちーがーうー!!」

何だろう…この人、猛烈にからかいがいがあるなぁ…

鉄「美和さは!
今俺が世話になってる人の孫娘さ!
まだ小学生!!
って何ニヤニヤしてるさ!」

あれ?してた?

望「ごめんなさい、つい可愛いなって」

鉄「か、可愛いって…俺…男さ
あ、そうだ!お礼!」

望「本当にいいのに…」

鉄「俺の気がすまないさ!」

望「頑固だねぇ…」

私は温かいミルクティーを飲んだ
鉄謙さんは未だにこちらをじっと見ていた

私は美和って子にあげる
プレゼントを見た、そしてピンっと思い付いた

望「ならさ、鉄謙さん」
鉄「?」

私は頬杖をつき、笑いかけた

望「ちょっと、付き合ってよ」




作「テスト!明日で!終わるぅ↑」
望「そのテンションどうにかして」

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飛龍@寥星跋扈(プロフ) - なごみさん» おー、嬉しいですねー!どの辺がですか? (2014年12月24日 6時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)
なごみ - 望の気持ちにずっと同感です! (2014年12月21日 17時) (レス) id: a0d65009dc (このIDを非表示/違反報告)
飛龍@寥星跋扈(プロフ) - ユーさん» 警察は市民を守るのです!最初から望はそのつもりでした! (2014年12月15日 17時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)
ユー - これお読んだら納得です! (2014年12月15日 16時) (レス) id: 6dc9e42b9d (このIDを非表示/違反報告)
飛龍@寥星跋扈(プロフ) - ユーさん» 鉄謙ビックリな返しです! (2014年12月14日 17時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛龍@寥星跋扈 | 作成日時:2014年8月20日 19時

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