1回オンボロ寮帰る ページ15
「んじゃ、オレらはグリム連れて先に戻るから｣
「ふなっ？！」
そうだ。エースが気を遣ってくれて、みんなは先に帰ったんだ。
私はそのまま残ってレオナ先輩の部屋で先輩と喋ったりお菓子貰ったり……たぶんそのまま寝ちゃったんだ。
だからこうなってるのか。
レオナ先輩の腕から抜け出そうとちょっと動いた。
「……起きるにはまだ早いだろ」
すぐ上からレオナ先輩の声聞こえた。起きたんだ。
『あの、1回離してくれませんか……』
「……」
レオナ先輩は無言のまま私を抱きしめる力を強くする。
より密着してしまった。レオナ先輩の匂いがする。
レオナ先輩が私の頭をゆっくり撫でる。
手、大きいな。
なんて思っていたらまた私は眠ってしまった。
『んぅ……』
「あ、起きた」
『ん？』
起きたら何故かラギー先輩がいた。
『……変なことは何もしてません！！』
「焦ってると逆に怪しいッスよ。それより時間、大丈夫ッスか」
『時間？』
「1回オンボロ寮に戻ったりしなくていいんスか」
『そうだ、戻らないと。レオナ先輩は……寝てる』
「どうせまだ起きないからほっといて大丈夫ッスよ」
『じゃあ私、戻ります。失礼しました』
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うさ - 楽しみです！ (4月20日 0時) (
レス) @page25 id: a9427224f1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 更新ありがとうございます〜〜！！！これからも楽しみにしてます！！！最高 (3月3日 13時) (レス) @page13 id: 05b827dfd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とかげ | 作成日時：2024年2月17日 23時
