もう一度この世界に降り立ったので推しに会いに行くことにします【さとみ】

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部屋の中は何一つ変わってなくてあの時から時間が経っていないように感じる。



最後に行った遊園地で私が欲しいと言って買ってもらったぬいぐるみがソファーにちょこんと座っている。 少しばかり血がついている。



S.｢見る度…辛かったんだけど…どうしても一緒にいたことを形に残したくて…、｣


と寂しそうに乾いた笑いを見せる彼。



｢…そんな思いまでして、飾らなくても良かったんだよ、｣


S.｢でも…Aがいなくなってから…辛くて…｣


そっとその場にしゃがんで声を押し殺して泣いている彼を見て自分まで辛くなってしまった。


｢さとみくん、連絡先…交換しませんか、？｣



いつでも貴方と連絡が取れるように。


S.｢…本当に？｣

涙を見せながら彼はそう言った。


｢嘘はつきません｣

そう笑うとあの時みたいに彼も笑ってくれた。


｢毎日連絡…してもいいですか？｣


S.｢待ってる。｣



｢では…そろそろ夜遅いので帰りますね！｣


涙を拭いて彼はうんと微笑んでくれた。

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スマホのトークアプリに表示される


さとみ


という文字に笑みを零しつつ


大嫌いな家の帰路を辿った。


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皆様改めましてシーズン2にやって参りました…！

Twitter垢を作ろうか迷っている萌歌です！()

本当に先が見えません()

その時その時に出てきたアイディアで更新するのでエンドが分かりませんほんとに。

この話何気お気に入りなので終わらせたくもないんですよね…笑


なんか繋がってるようにしたいな

声だけの人こと天使ちゃんのお話とか。

なんて独り言をこぼしてしまいました。

こちらでもよろしくお願いしますね。

萌歌【そのへんの雑草】

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