突然の転校→有り得ない展開 ページ4
最寄り駅から電車で約30分
大きくて立派なそこが、桜大徳学園だ。
「わぁ……っ」
今まで通っていた高校より、はるかにきれい。
これは……期待しちゃうな。
-有り得ない展開-
あたしは恐る恐る、学園内へと足を踏み入れる。
まわりに生徒の姿は無かったけど、その方が気が楽かも。
そんな事を考えながら、廊下を歩いていた。
「おはよう」
「ひゃあっ！？」
突然後ろから声を掛けられ、思わず肩が跳ねる。
バクバクと落ち着かない心臓を抑えながら、あたしはうしろを振り返る。
「驚かせちゃった見たいですね、申し訳ないです。」
「え、えっと…」
「俺はこの学園で養護教諭をしている松神翔です。以後、お見知り置を。」
丁寧に頭を下げ、柔らかく微笑む男性。
保険室の先生…か、カッコいいなぁ……。
それに若い。とても先生とは思えないよ。
「浅村さん、校長室へ案内します」
「えっ、あ…はい」
あたしはひょこひょこと、松神先生のあとをついて行った。
先生はひとつの部屋の前で立ち止まり、扉をノックする。
部屋の中から「どうぞ」という女性の声が聞こえると、扉を開けて中に入るよう促した。
「どうぞお入りください」
き、緊張する…。
「し、失礼します」
あたしは小さく息を吐いて、校長室の扉をくぐった。
「きゃーっ！ 可愛いじゃない！！」
…え、あたしが校長室に入った瞬間、細身の女の人が駆け寄り、抱きついてきた。
ど、どういうこと？
「先生、彼女が混乱しています」
松神先生が苦笑いを浮かべながら、あたしから女の人を引きはがす。
先生？
まさか、こ、校長先生？
「浅村さん、大丈夫ですか？」
松神先生が心配そうに顔を覗き込んできて、思わず後ずさる。
顔が…近い。
「だ、だだ…大丈夫です！」
慌てて首を横に振る。
そんなあたしを見て、松神先生は柔らかく笑う。
「この方は、緑沢唯子校長先生です。」
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Saki - どうも！初めて見させてもらいました^_^ニヤケが止まらないですなぜでしょう。次回も期待しています！！！ (2018年12月25日 23時) (
レス) id: 3a93442a11 (このIDを非表示/違反報告)
螺子林檎(プロフ) - こちらでは、お久しぶりです！自分もB型なんで気持ちはわかりますwww ラスト死にました…八木原君サイコーです、おーけい！！！(やかましい (2017年5月23日 15時) (レス) id: 49d52155b2 (このIDを非表示/違反報告)
ももせ(プロフ) - sonne tramさん» ありがとうございます；；がんばります！！ (2017年4月6日 0時) (レス) id: aa9e06ef90 (このIDを非表示/違反報告)
sonne tram(プロフ) - うん。面白いです！いやぁ〜続きが楽しみです！更新頑張って下さいです｀・ω・´) (2017年4月5日 23時) (レス) id: 5f7f644c4d (このIDを非表示/違反報告)
ももせ(プロフ) - 螺子林檎@次回更新日4/6さん» Ｍｅ ｔｏｏ……… (2017年4月5日 13時) (レス) id: aa9e06ef90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももせ | 作成日時：2017年4月2日 23時
