にじゅうきゅうわ！ ページ31
あびゃびゃびゃびゃびゃ
あ、別に壊れてないからね？！
実は今放課後で校舎裏にいるんスよ
何故かって？女子軍からの呼び出し☆
んで、今目の前には数人の女子さんが
囲まれてるから逃げれな〜い
「本当、ウザいんだよね」
「てか、なにそうま先輩とも仲良くなってんの？あの人は皆のアイドルなんだけど？」
いや、知らんがな
アイドルってそっちが勝手に決めつけてるだけやて
相手に迷惑やて
「今日のところはこれで我慢してあげるけど、次こんな事があったら……分かるよね？」
貴「……うす」
かぁー！！
実はクエストで好感度あげなきゃいけないからその約束守れないや〜！
返事をしたら女子軍はぞろぞろと帰っていく
アリの行列かよ
待って
ナイス突っ込みすぎるわ……
さて、帰るか
女子軍の姿が見えなくなったので足を進める
すると、目の前には
「好きですっ……！付き合ってください……」
告白じゃ〜！
俯いているが、分かりやすく顔を赤くしている女の子と______
「……へ〜」
生意気な態度のしゆんくんがいました。
「え、？あ、の……返事は？」
し「あ〜ごめん。俺、お前みたいなブスには興味ないから」
「な、……ぶ、？え？」
おうおうおう？？！
私は影に隠れながら2人の様子を覗く
まあ、見事にしゆんくんがフッたと……
そして女の子はワナワナと震えていると
それだけ自分の顔に自信があったのか……
あ、でも確かに可愛いな……
じゃない！！
「さいってい！！！」
ぱしんっ、……乾いた音が校舎裏に響く
叩かれた勢いで横に向いてしまったしゆんくんと自分のやった事に気づき、走り去っていく女の子
女の子が走り去っていく足音が消え、静かに時が過ぎていく
し「……いっ、てぇ…………」
頬を押さえるしゆんくん
絵になるなぁ……
じゃなくて、
私はここで見捨てる程薄情ではないので助けてあげましょう！！
貴「へいへいへ〜い！そこのチャラ男く〜ん！」
煽りMAXでしゆんくんの目の前に姿を表す
しんみりとした雰囲気得意じゃないんですぅ〜！
それに、明るい方がいいでしょ？
し「あ"？」
貴「ひょえ……ま、まぁ落ち着いて……。保健室に行きましょう！！」
しゆんくんにズカズカと近づき手を引っ張り、校舎に向かって歩きだす
し「…………」
貴「…………」
沈黙は狡いっすよ……！
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わたあめ。(プロフ) - ruruさん» 最高なコメントありがとうございます！ (2022年2月10日 15時) (
レス) id: a9bcf39354 (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - ものすごく最高です！続き楽しみにして待ってます！ (2022年2月10日 12時) (レス) @page50 id: da04a84b10 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - 由利さん» コメントありがとうございます！是非生きてください〜！！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: a9bcf39354 (このIDを非表示/違反報告)
由利 - 更新ありがとうございます( ；∀；) 死にそう😇 (2022年1月24日 13時) (レス) @page47 id: ee4d6d40c1 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - すずたゃさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！私も素敵な読者様に出会えて良かったです〜😊 (2022年1月24日 7時) (レス) id: a9bcf39354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたあめ | 作成日時：2021年8月21日 23時
