こんな乙女ゲーム望んでいません！！【騎士A】

じゅうさんわ！ ページ15

お昼ご飯を食べ終え、教室へ向かう
勿論3人でね

他の4人には会わなかったな……
まあ、楽だからいいけど


そんなことを思って歩いていると、突然引っ張られる

そこは階段裏で人が隠れるには丁度いい


貴「なに、しゆんくん」


目の前にはしゆんくん
しかも壁ドンされてる


し「あんたさ。そこそこ可愛いからってゆきむらに手ぇ出してんじゃねぇぞ。くそビッチが」


怒ってるお顔を美しいですわね……!!
惚れますわ……！

って、なに
ビッチって、は？？
ヤバイな〜！今、私、目の前の人殴れそう〜！

グーじゃなくてパーで顔殴れそう〜
あはは〜！…………


貴「ふざけんなよ。私はくそでもビッチでもねぇし。てか、それ、貴方がいいます？女に手を出してるチャラ男君♡」



因みに今私笑顔だからね
拳は握りしめてるからね
殴る覚悟出来てるからね


でも、しゆんくんが怒るのも分からなくはない
だって、しゆんくんは過去に女にトラウマがある……筈だから

だから、大事な親友が私(女)に唆されてるのが嫌みたいだね〜

だからと言って！！女性に！！そのお言葉は宜しくないかと！！！


し「は？うぜぇ〜……。」


しゆんくんは舌打ちをしながら去っていった
正しくはゆきむらくんを追いかけた


はあ……

疲れた
やっぱり、あんま関わりたくないな……

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