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9月 陸 ページ10

体育祭当日 昼頃


我がクラスは午前の部においてダントツビリを飾っていた。
おかけで昼に教室に帰って弁当を食べてる時の雰囲気はなんとも言えないものになる…と思っていたがそうでもなかった。
強いていえば学級委員男子が行事で上手くいかないと起こすふてくされモードに入っていたくらい。みんなも多少なれてたから大丈夫かなとは思っていたが、やはりみんな、少しはこたえているようだった。

まあしかしクラスの中心女子たちが昼休みが終わる頃には雰囲気を良くしていった。

午後は団体競技。獲得できる得点も大きいため逆転もありえなくはない。

正直なところ今は与田のことは頭になかった。単純にクラスが優勝するために何をすべきか、そのことだけ考えていた。


告白するときに、優勝した方が示しがつくとか思ってたからかもしれないが……。



なんにせよ、優勝がかかってる午後の部が始まる。



ーーーーーーーーーーーーーーー

まずはジャンボリレー。いわゆるクラスリレーってやつ。

これはもう調子に乗るが、一位をとった。事前の練習でのリレーでもかなりの上位にくい込んでいたためみんな自信があり、一位をキープしてたのだが、最後から二人目で2位との差がほぼ無くなってしまい、アンカーのS(サッカー部のね)がギリギリまで粘って粘ってくれてなんとか一位をとることが出来たのだ。


その時のクラスの団結は半端ないものがあった。

だがこれくらいじゃ巻き返せない。最後にはムカデ競走がある。そこでもまた上位を取らなければ賞はもらえない(貰えるのは2/6位まで)。





さあ、ムカデ、入場するために集合がかけられた。緊張MAXである。

もうここまで来たら優勝していいムードで告白するしかない。




さあ、いざ、決戦。

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設定タグ: , 思い出 , 片思い   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:末期師匠 | 作成日時:2017年3月20日 22時

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