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9月参 ページ7

9月 体育祭までのまた一つの話


ある日の部活の帰りのこと。今日はいつもよりは早く帰れる人もいたり、いなかったりという日。
部活仲間と帰っていると…。

下校路に接している大きな公園。そこのグラウンドで、与田(他3名)が練習をしていた。

我ながらいい視力だ。

そう思いつつ俺は思い切りその四人に声をかける。


「おーい!練習かー?えらいなー!」

すると俺の声が聞こえたのか4人組は俺の方へと4人5脚をしつつ向かってきた。

「Aー!いまかえりー?」

「そうそうー。にしても練習なんてえらいなー。」

「でしょー?」

4人とも楽しそうである。まあ男子はいくらか乗り気じゃなさそうだが…。やる気ないならそこ変われよ…。

まあ俺としてはなるべく与田と仲良くしたい思いはある。

だから俺はストイックという肩書きを利用し、練習に参加することを決めた。

「俺も帰ったら参加するね」

「くる?いいねー!」

「おう、すぐくるねー」

「待ってるー」

うん、すぐに帰ったよね。ですぐに着替えてすぐに向かったよね。

「よー!きたよー!」

「ストイックきたー!」

なんて楽しそうに笑ってる。

笑顔がすごく可愛い。

その後は暗くなるまで公園で色々練習してた。俺は俺でちゃんと短距離の練習も出来たからいい日になったな。

この日はすごく話せたことを今でも覚えている。

「Aとこんな喋ったの初めてだね。」

なんて言われた時は何かと嬉しかった。

そんな幸せな日を送れた9月のある日

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設定タグ: , 思い出 , 片思い   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:末期師匠 | 作成日時:2017年3月20日 22時

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