今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:512 hit
小|中|大
6月 ページ1
6月
一通りの行事も終わり3年生は夏休みに向けて勉強か遊びの計画を立てている。無論受験があるが、そんなことを意識してるやつはほんの数人だろう。
俺も正直いって暇してた。クラスがつまらないとかではないのだが、なんか日々が物足りないというか…。
(これが燃え尽き症候群か…)
で、授業間の休み時間はこれといってすることもないので、ぼーっと自分の席で周りの人の話を聞いたりしてた。
ある日、昼休み恒例のボールあてをして教室に戻ると、女子が固まって話をしていた。
かなりの被害妄想脳を持つ俺は何の話をしていたのか頭の中で考えてしまう。
そしてふと
(俺の好きな人バレてたらどうしよう…)
なんて思ってた。
あれ?俺好きな人なんていなくね?
どうしたんだ俺?
そんなことを思いつつも体は正直に(男ってホント単純だよな)視線は女子の塊にいた一人の女子に…。
それが、与田だった。
ああ、俺、与田のこと、好きなのかな…
自分の気持ちに気づいた6月のある日
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:末期師匠 | 作成日時:2017年3月20日 22時