5呪術界の闇 ページ5
夜「いいか。呪術師はな、情報を聞き逃せば死ぬぞ。」
『ハイ』
夜「少しキツい話をしよう。お前らの学年は全員優秀だが、その分、あたる任務は過酷なものとなる。」
『ハイ』
夜「そうなれば、このままでは最初に死ぬのはお前だ。A。」
『oh...』
夜「何故だか教えてやろう。お前が1番、呪術師としての経験が浅い上、人の話を聞かずに飛び出す無鉄砲野郎だからだ。」
悪口、、、、。
夜「悪いが、そんな無鉄砲野郎でも守ろうとしてくれる、一般市民の憲法とやらも呪術界じゃただの戯言だ。」
夜「明日誰かが死んでも、ちゃんと葬式が出来りゃ大したもんだ。」
『そんなに必要ですか?葬式。』
夜「は?」
『私、明日死んでも別にいいです。私だけじゃなくて、誰が死んでも。あ、別に死んで欲しいとは1ミリも思ってないけど。』
夜「歪んだやつだな。お前も。」
『勝手にぐにゃぐにゃにしないでくださいよ。明日死ぬかもしれないなんて、生まれた時からそうでしょ。』
『私、生まれてこの方、後悔したことないんで。』
夜「テキトーに生きてきただけじゃ無かったんだな。」
『テキトーじゃ無いけど、あんまり考えても無いです。』
夜「、、、おう。」
そんなゴミを見るような目で見んなよ。
素直にステキッ!!!!って言えよ。
『あ、で、私の術式は!?』
夜「コピー能力だ。」
『え、何それ凄そう!てか、何でわかったの?』
夜「俺の呪骸と戦わせた時は、クソ雑魚かと思ったが、呪霊と戦わせた時はどうだ。別人級に強い。」
『やっぱせんせって私の事嫌い?悪口ばっかなんだけど。』
夜「それで、お前が戦闘時に呪霊に触れているのを見た。その時、瞬時に呪力や術式を波動で感じ取り、コピーしたと思われる。」
『ガン無視じゃんつらい。』
夜「お前もな。」
『聞いてました!!』
夜「どんな内容だったか説明しろ。」
『えーー、、、私の術式は、なんか、コピーでーす。みたいな。』
夜「お前の死に顔が目に浮かぶ。」
『うっわ!せんせー生徒に対してそんなこと言うんだ!教育委員会案件だーー!!!!』
夜「残念だな、呪術界に法は存在しない。」
『せんせー性格わっるっっ!!!何でもありじゃん!』
夜「何でもありだ。」
『なんか悔しい、、、ていっ!』
夜「おいこら!備品壊すな反省文だぞ。」
『何でもありでしょ?ウゲッ』
夜「着いてこい。」
『ねぇごめんってスイマセンってば!』
首根っこを捕まれたクソガキ問題児Aは、今から地獄の罰を与えられる。
189人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かんちゃん | 作成日時:2023年11月24日 0時