lip×lipとあなたの恋 (染谷勇次郎)

第三話 ページ7

うちは、二人にバレるのが嫌で、マネージャー見習いをやめた。
二人には、何も言わずに…
あれから二年、うちは、何してるかと言うと…
ダ「そこ！ポーズ決めて！」
あ「はい！」
することがなくなったうちの目に入ったのは、
あ「アイドルオーディション？」
うちは、それを見た時、ふと2人の顔が思い浮かんだ。
あんなにファンを笑顔にできる…
二人みたいになりたい！
そう思った。
けど、
あ「不細工なうちには、無理か…」
そう思った時、思い出した。
昔言われたことがある。
勇「何で？まだやってもいないのに」
愛「努力しないと」
あぁやっぱりうちを助けてくれるのは、
二人なんやね。
私は、そのアイドルオーディションに応募した。

でも、努力といっても、何すればいいん？
その時ある人の顔が浮かんだ。

萌「いきなり呼び出されたからどうしたんだろうって思ったら…
　Aアイドルになるの〜！？」
あ「まだ決まったわけじゃないんよ？」
萌「それで、どうしたの？」
あ「実は…

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