【ツイステ】NRC警備隊【本編】 (ページ18)

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ラキ/赤黒柚子見ページ18

「じゃあ移動しながらだが話聞いて良いか？」

「あ、はい。大丈夫ですよ。」

暴走の場に居た事、手荒に運んでしまったので
警備隊の専用部屋に連れていく最中に
報告書作成の為監督生に質問をする事にした。

「あいつ風魔法が得意で合ってるよな？
　アズールと契約もしてないだろ？」

「はい、あの時なんで火魔法使ってたのかも
　全く心当たり無いですし。
　まぁ、僕魔法使えないんでそもそも論ですし
　テストの時なら兎も角、契約は無いかなと。」

成る程...まぁ当たり前か。

「そうか...だったらここ最近あいつの周りで
　変な事無かったか？摂取経緯を知りたい。」

「エースからは何も聞いてないですね。
　一瞬しかめっ面してたかなくらいです。
　今日もたまには昼中庭で...的な事を
　言われただけなので。
　それで行ったらベンチに横たわってて。」

たまには...か。

「と言うか先輩?ってオクタヴィネルなんですね。
　オクタヴィネルってなんか...こう...」

「言われる。上三人があれだからな...
　まぁ悪い奴じゃないから。
　俺も全て知ってる訳じゃないが、
　アズールもあんたの事を
　少しは気に掛けてるみたいだし
　宜しくしてくれると嬉しい。」

「はは、頑張ります。」

「あ、専用部屋ついたぞ。
　じゃあ一応見てもらってくれ。
　あいつは奥の方に居ると思うが
　完全に抜けてはいないと思うから
　仲は良いだろうが気を付けろよ。」

「はい！有り難う御座いました！」

はぁ、そんなに無い情報で目撃者報告書書くの
書類に穴が開くからめんどくさいんだよな...
過度な推察もした所で...って話だしな。
今日はラウンジのシフト入ってるし、
早く書き上げないとな。