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六撃 ページ8

童磨「そうだ!君も鬼にならない?
鬼殺隊が鬼になれば強いよ!
あの方も喜んでくださる!」

「断る」



俺は話すだけ無駄だと考え柄を握り次々技を出す。
童磨もニカッと笑うと対の扇を振るう。
さっきより斬撃が重い。
受け止めようとするが間に合わない。

地で足を止め、バク転をし避ける。
が、



ビリッ__!!


「!…」



胸元の着物が破れた。
攻撃に当たってはだけたようだ。
露わになるさらしを隠すように片手で隠し童磨に刀を向けた。




童磨「あれェ、君女の子だったんだ!
だから変な気配させてたんだね、
もっともっと気に入った!」

「っ…」



いつの間にか結んでいた髪も解けていたようだ。
やはり上弦を一人で相手をするのはキツかったのかもしれない。
私は鴉にこの事を知らせるように報を飛ばさせた。
が、



ザシュッ__!!



「なっ…!」



隠れて飛ばさせた鴉が、真っ二つに避けた。
俺は驚いて童磨を見る。
童磨はこれでもない笑顔を俺に向けて、
間合いを詰めていた。

目の前で笑う童磨に俺は冷や汗が流れる。




ドカッ__!



「ぐっ…」



腹に拳を一発受けた。
その強烈な一撃に私は倒れる。
ドサリと童磨の腕に抱えられる。
血の匂いが濃くなる。

くそ、離せ。
そう思うのに体がうまく動いてくれない。



童磨「そんな暴れてると死んじゃうよ。
さ、帰ろっか」



意識が虚ろ虚ろなる。
くっそ、刀を握れ。
首を、斬れ…


そう思うのに暗闇が広がる。
ああ、もうだめだ…


カシャンと地に落ちた刀の音。
俺は、意識を落としてしまった。

七撃→←五撃



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❤︎ - おわり…?!!凄く面白かったです!続きが気になる〜〜!!ありがとうございましたっ! (8月23日 16時) (レス) @page25 id: f6dfc22ed3 (このIDを非表示/違反報告)
礼音 - 良し…童磨推しにはとてもい良い!面白かったです!😂続きも出してほしいです〜〜!(*^^*)楽しみにしてます! (2023年1月2日 22時) (レス) @page25 id: 80495820b7 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - 童磨すこすこのすこすぎる!この病み具合がとってもスコ (2022年8月18日 13時) (レス) @page25 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
栞乃(プロフ) - 更新楽しみにしてるのでまたお願いします!! (2021年10月17日 1時) (レス) id: 8c5f3cdf03 (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - この話を考える時点で天才 (2021年7月22日 17時) (レス) id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュウマイ x他2人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月19日 15時

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