佰伍拾玖話 ページ14
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伊黒side
目が覚めると柱が勢揃いしていた。
「あ、伊黒さん。目が覚めましたか。」
「胡蝶か...何故ここにいるんだ？」
記憶が曖昧だ...
「あなたが林間合宿の襲撃で意識不明になったと聞いたので私が意識を回復させる薬を作って、甘露寺さんを助けてもらいに来たんです。」
「！そうだ。甘露寺は...敵連合に...？」
「...はい。敵連合に連れ去られました。
...ですから、伊黒さんに助けに行ってほしいんです。」
「...何故俺が...？」
甘露寺を守れなかった俺より他のやつの方が...
「私達が助けに行ったら警察やヒーローになんと言われるか分からないので...伊黒さんなら雄英の生徒なので罪に問われるまではいきません。
それに...やっぱり、お姫様のピンチには王子様が助けに行かないといけませんからね！」
「...は？」
王子様？
「ﾌﾞﾌｯ！...こ、胡蝶...！ド派手におもしれぇこと言うじゃねぇか！！」
「ｸｽｯ...やっぱり、甘露寺さんを助けるのなら、伊黒さんでないと...場所は分かるので、今から向かってください。」
「...何故場所が分かるんだ？」
「甘露寺さんが持っている護身用と言っていた刀...実はあれに発信器をつけていたんです。
...今はもう夜になり始めています。
急いだ方がいいでしょう。」
あれに発信器がついていたのか...
「...胡蝶達はどうするんだ？」
「私はガスにやられた他の人達も治しておこうと思います。
伊黒さんだけ急に意識を取り戻したらおかしいですからね。
他の柱達は警察等にバレないように帰ります。」
「...そうか...分かった。」
「...これ、伊黒さんの刀です。さっき部屋の中を探したら見つかったんです。後、これで居場所が分かります。
...絶対に甘露寺さんを助けてくださいね。」
胡蝶から渡されたものは小型のスマホのような形をしていた。
「...ああ。もちろんだ。」
甘露寺に何と言われようと、必ず助けてみせる。
...そう、約束したからな。
ーーーーーーーーー
病院から抜け出し、発信器が示す場所に向かうと、ヒーローと警察が集まっていた。
すると、オールマイトが壁を破りヒーロー達が突入していた。
...これだけいるなら大丈夫か...？
そう思っていると、敵連合と甘露寺、爆豪の口から何かの液体が出てきて体を包んでいった。
何だあれは...！？
甘露寺は...！？
急いで甘露寺の元へ向かおうとしたが、甘露寺は何かの液体に包まれて消えてしまった。
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ほむらまる(プロフ) - 完結お疲れ様です> <新作頑張ってください♪ (2020年6月22日 15時) (
レス) id: 191f9de57a (このIDを非表示/違反報告)
Son de vent(プロフ) - 桜さん» すごいチートな個性ですね！！気になっていたことが解決してスッキリしました笑 とても楽しいお話をありがとうございました♪ (2020年6月14日 18時) (レス) id: 7cf1c5dab8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 菊理さん» ありがとうございます！！新作も頑張りたいですね〜笑笑 (2020年6月14日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - こだぬきさん» ありがとうございます！！私も新作でまた会えることを楽しみにしています！！ (2020年6月14日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - Son de ventさん» あ、伊黒さんの個性のこと書いてませんでしたね。完全に忘れてました笑詳しくは考えてなかったんですが個性は自分の血液を操る？的な感じです。性質、効力、身体能力や個性の強化・弱体化等...血があれば何でもできる感じですね。ん？めっちゃチートになってしまった... (2020年6月14日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月1日 15時
