コードブルー『空に架けた想い〜シーズンII〜』

フライト４４ ページ4

Aside



A｢白石先生…??

立てる？｣


しゃがみ込んでる白石先生の元へ行き
手首に触れ脈を取る


白｢ｯ…私のｯ…私のせいでｯ…
黒田先生がｯ…｣


A｢……何があったか
聞いていい…?｣


白｢私が…安全確認取らないで…ｯ
焦って中に入ったから…ｯ…｣





そういう事か…

黒田先生は白石先生を庇って
そのまま…



A｢分かった…
ありがとう…教えてくれて｡

…立てる？
外来の方がゆっくり出来るから
向こうに行こう。｣


私は白石先生の肩と腰に手を添えて
立つように促す



脱水症状が酷く
今すぐ点滴してあげないと
過度な脱水症状になってしまう



そのまま外来のベッドへ
白石先生を寝かせ私は点滴を取る



A｢腕ごめんね｣






手を取って駆血帯を巻いて
消毒をしようとすると


白石先生の体が震えてるのが分かった








A｢黒田先生なら大丈夫

森本先生が絶対腕を繋げてくれる。



だから今はゆっくり休んで…。｣




すると白石先生は目を瞑り
ゆっくり寝息をたて始めた





私はカルテに治療内容を
書き込んでボールペンをデスクに置く









安全確認取らないで中に入った…か…









きっと
査問委員会が開かれる。








現場に居た藍沢先生や緋山先生
はるかちゃんやオペをした森本先生


それにヘリを飛ばしてたパイロットの
梶さんも









A｢きっついな…｣






…



私は外来のナースに声をかけて
救急の医局へ戻ってた

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