コードブルー『空に架けた想い〜シーズンII〜』

フライト６２ ページ22

Aside


黒田先生の事故から
１ヶ月が経ちそろそろ先生の
退院が近付いた頃


季節は夏の終わりを告げるかの様に
トンボが飛ぶ季節になった



A｢そろそろ秋ですね〜｣


藤｢そうだな〜｣


三｢2人とも叔父さんと叔母さん
みたいよ??｣



藤｢仕方ないですよ…
本当に叔父さんなんですから…｣


A｢私はまだまだ
バリバリです!!｣



朝のカンファが終わって
各々がそれぞれの仕事を始めた時


思わず出た会話から
始まった会話に思わず笑う





今日のヘリ担は
私と緋山先生で


久しぶりのコンビだった



A｢んじゃ…
バリバリの私は病棟行ってくるんで!!｣




そう言葉を残して
医局を出ようとした瞬間



朝早くからホットラインが
鳴った



A｢はい!
翔北救命センター｣




救｢ドクターヘリ要請です


見田橋大型ショッピングモール
駐車場にて車３台巻き込む
事故発生


負傷者4名居る模様です。｣



A｢分かりました。
出動します。

患者のバイタル等分かり次第
連絡下さい。｣




私はホットラインを切り
デスクの上の聴診器を取る



三｢気を付けてね｣



A｢はい!!
行ってきます!!｣




医局を出て走り
緋山先生とはるかちゃんと
ヘリに乗り込み離陸した

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