コードブルー『空に架けた想い〜シーズンI〜』

フライト１２ ページ14

Aside


救｢現場あちらです!!｣


ヘリが着陸して白車へと白石先生が
先行して走る


白｢翔北病院の白石です!!

分かりますかー!?｣


A｢輸液全開
ファスト用意して｣


冴｢はい。｣


ファストで腹部を見る大きな以上はない


A｢外傷は？｣


白｢肋骨骨折…

下肢は大腿骨骨折の骨折が認められます…｣


A｢となると…
このサチュレーションの高さの
原因は心臓か。｣



そう思いエコーで胸部を確認する



白｢これ…心タンポですよね。｣



A｢その通り
開胸ドレナージしてヘリ搬送！
はるかちゃん開胸セット。

白石先生
私がアシストするからドレナージして。｣


そう指示して胸部を消毒して
鎮静剤を投与する。


白｢メス…｣


A｢そのまま胸筋切開して…｣


白｢………うわっ!!｣


冴｢サチュレーション下がってます!!｣


A｢昇圧剤急速輸液して!!
白石先生ちょっと変わって!!｣


白石先生が胸部を切開すると
血が溢れ出てきた


白｢これって!!｣


A｢大動脈解離…まずいな…
サテンスキー!!!｣


大動脈が裂けていてそこから血が溢れていた

サテンスキーで裂けている大動脈の上を
遮断した。



冴｢血圧上がりません!!｣


仕方ない…
こうなったら…


A｢白石先生挿管して。

はるかちゃん４.０出して｣


白｢待って下さい!!
ここで血管縫合するつもりですか!?｣


A｢そうよ？？
やらなければ患者は死ぬ。

それにうちの専門は心臓外科
血管縫合くらいなんてことない…


やるの？
やらないの？｣


わざと挑発する様に言うと白石先生は
喉頭鏡を手に取った。




目の前の患者を救う。
それが私の仕事。

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