フライト３８ ページ39
白石side
A｢せーのｯ!!｣
A先生の言葉に合わせて
私達は太もも刺さった鉄骨を抜いた
するの案の定太ももから大出血が
起きた
A｢サテンスキー!!｣
私はサテンスキーをA先生の
手に渡し
バックボードに乗せる準備をする
ﾋﾟｭﾙﾙﾙ…!!ﾋﾟｭﾙﾙﾙ…!!
するといつ聞いても私達を焦らせる
音がモニターからした
A｢心マする!!｣
そのままA先生は安元さんに跨り
心マを始めた
五｢安元ｯ!!おい安元!!｣
A｢エピ1mg!!｣
私は直ぐにエピを投与したけど
心電図は何も変わらない
A｢アトロピン1mg!!｣
何も変わらない心電図…
きっともうこれは…
A先生の方を見ると先生も
分かってる様で一言呟いた
A｢……ストーンハート…｣
そう言って心マを辞める
A先生
五｢ｯ!?おい!!
何で辞めんだよ!!早く続けろよ!!｣
五十嵐さんにそう言われても
拳を握り締め唇を噛んだまま
動かないA先生を見て
五十嵐さんは自ら心マを続けた
A｢…
安元さんの心臓は
ストーンハートとと言って
もう2度と鼓動を打つ事はありません
心苦しいのですがｯ…
死亡確認を取らせて下さいｯｯ…｣
A先生は五十嵐さんに現実を伝えて
心マを辞めるように肩に手を置くと
五十嵐さんはそれを振り払って
A先生の胸ぐらを掴んだ
五｢なんだよそれ…
お前それでも医者かよｯｯ!!!!!!
医者なら人を殺しても
犯罪にならないってか!!?
お前は医者じゃねぇ!!!!!!
人殺しだ!!!!!!｣
『人殺し』
そう怒鳴りつけられたA先生の顔を
私は見る事が出来なかった
ゆっくりA先生は
安元さんの死亡確認を取り
赤タグを黒タグに変え
死亡時刻を伝える
A｢15時18分 死亡確認｣
私とA先生は頭を下げて
安元さんをバックボードに乗せて
外に出そうとすると
五十嵐さんに肩を押された
五｢お前ら何かに…こいつを
外に運ばさすか…
俺が一人でやる…｣
そう言われるとA先生は
荷物を淡々と片付けて一礼し
外へ出て行った
その後ろを追うように私も歩き出すと
中からは五十嵐さんの叫び声が聞こえた
この叫び声をA先生は
どうやって感じてるのだろう
そう思いながらA先生の背中を
見つめていた
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ぽんなる。(プロフ) - Bourbonさん» コメント対応遅くて本当に申し訳ございません!!ご報告本当にありがとうございます!!!!もし差し支えなければボードの方で作品名等を教えて頂けると助かります。 (2017年9月18日 14時) (
レス) id: d4c00bfb22 (このIDを非表示/違反報告)
Bourbon(プロフ) - 初コメント失礼します！いつも楽しく読ませてもらっています！報告なのですが、フライト3話の一部だけなのでこう言えるか分かりませんが他の方が盗作してますよ(´._.｀) (2017年8月30日 7時) (レス) id: 651ae6e37b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - ぽんなる。さん» あちらの続編も待っていましたが、新作投稿嬉しいです！ (2017年4月13日 0時) (レス) id: f0fb9a341d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - こんばんは。ワクワクしながら読ませていただきました！すごーく読みがいがあるストーリーで次の展開はどんな話だろうと楽しみながら読んでいましたヽ(≧▽≦)/ 更新楽しみにしています。頑張って下さい(*^-^)ﾉ (2017年4月12日 17時) (携帯から) (レス) id: 08b9624aae (このIDを非表示/違反報告)
霞純草 - ぽんなる。さん» お返事ありがとうございます(＞∀＜)更新の方楽しみに待たせて頂きます！(^∀^) (2017年4月12日 1時) (レス) id: 6320856f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんなる。
| 作成日時：2017年4月11日 0時
