Give and take【ワイルドスピード Tokyo Drift】

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一番最初にこのレースから離脱したのは
モリモトだった。



デカい音と共に車と正面衝突して
完全に走行不能。






だがそれが裏目に出て
ショーンの車にタカシが車をぶつける。





A｢…あの車は荷重が前にかかる!!
あのままじゃショーンの車転がっちゃう!!｣




自分が弄ったマシンだからこそ
当たりに弱いのを知ってるAがそう発し
ハンはルームミラーで後ろを見た。




ハ｢オーライｯ…任せろ…｣




そのままハンはギアをいきなり6速に入れ
スピードを落としタカシの車の前に着く。




そのままハンを盾に追い越したショーンの車
を見てAは銃を取り出す。





案の定タカシの車は
ハンの愛車に体当たりをかまして来て
そのままドリフトを切ってバックして来た。





ﾊﾞｱｧｧｱﾝｯ!!





A｢ｯｸﾞｩ……｣




強い衝撃と共にタカシが発砲し
フロントガラスが割れる。





A｢…ｯ…なるほど…やろうって訳ね?｣






さっきAが言った
ドリフトを切りながらでもタカシの脳幹を狙えると言う話。





きっとタカシはあれを嘘だと思って
来いよと言わんばかりに挑発を見せたのだ。





だがハンの運転を心から信じ




そしてAの銃の腕を信じてるハン。






お互いに怖い物は無しだ。







A｢タカシを殺ったらまたうちらは
犯罪者になってカマタと警察に追われる身ね?｣





そうハンの目を見て
不敵に笑ったAを見てハンは言う。





ハ｢俺らにはそっちの方が似合ってるらしいな。｣







そうドリフトを切り
Aの顔を見て澄まして笑ったハン。








ハ｢君が隣に居ればそれでいい。｣








そう呟くハンに
Aは銃をのセーフティーを外した。









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