Give and take【ワイルドスピード Tokyo Drift】

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昼過ぎにはAの仕上げてた車は完成し
ハンのガレージに着いていた。





A｢何これ……ターボ3つ積んでるの？
悪魔なの?この車。｣





ハ｢イカしてるだろ?｣





約束通りハンの仕事を手伝ってるAだが
ボンネットの中を見て唖然としていた。




A｢イカしてる…って……
魚雷か何かなのこれ?｣




そんなAの言葉を横耳に
ハンはクスリと笑ってまた車の下に潜った。






Aはそれを見てため息を吐き
レンチを持って作業に入る。





シ｢あれ?Aさんじゃん!!｣




するとガレージに真っ赤なランエボが入って来て
その車からショーンとニーナが降りてくる。





A｢ショーン久しぶりね。
モリモトにドリフトレースで勝ったんだって?｣




モ｢あぁ!!ぎゃふんと言わせた。｣




そう言うショーンとAは
腕を組みかわし握手をした。





A｢タカシに勝てる日も近いかしら?｣




シ｢勿論だよ｣




そう話すショーンの声を聞いたハンが
車の下から出てきて言う。





ハ｢よく言うぜ。
この前までドリフトも知らなかった奴が。｣




その言葉にAとニーナは笑った。




シ｢俺はタカシに勝ったら
次はAさんに勝負を挑むよ｣




A｢…?…ふふっ…私に?｣




相変わらず強気な事を言うショーンに
Aは笑いながらそう言った。





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