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都内繁華街の裏道。
そこにAは居た。



A「これが倉庫の鍵。
頼まれてたのはそこにあるはアカベ。」



ア「悪いな。
久しぶりに頼んだのに用意してくれて。」




アカベと呼ばれた男はAから鍵を受け取る。



アカベはサトシと同じ情報屋だった。




そう。
ハンの詠み通りAは武器を流してた。




A「いいのよ。
昔情報を売ってくれたから私は生きてるの。」



そう言ってAは
その場を後にしようとするがアカベが呼び止めた。




ア「…無理に頼んだ貸しに教えてやる。
…………お前ら誰かに情報探られてるぞ……。」




そう言ったアカベの言葉に
Aは顔色を変えて振り返る。


その表情はここずっと見てなかった
仕事をこなす時の顔だ。




A「脚は…?」




アカベはAが知ってる中でも
かなり腕の良い情報屋。



そんな彼ならその相手が分かってると思い
当然の様に聞いた。



ア「分からない。
正確には足跡が無い。」



アカベから言われた言葉に
Aは目を見開く。



A「跡がない…?
ならなんで分かったの。」




ア「脚がつかないハッキングってのは
裏を返すと特定するのは楽なんだ。


何故ならそこが得意分野なのは
どっかの国の特殊部隊の諜報員が多い。


特に"イギリス"方面がそこら辺はお庭だ」




そのアカベの言葉にAは
雷が落ちたかのような衝撃を受けた。





ア「お前らそっちに顔見知りでも居るか?」





そう言ったアカベにAは
真剣な表情で言った。





A「これ以上この件に探りを入れないで。
私達のせいで貴方が消されるのは絶対に嫌。

私の知り合いにこっちに強い人を知ってる。
だからお願い。もう探らないで。」





そう言ってAは車に戻った。






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10《いお》(プロフ) - お返事ありがとうございます^_^まだ続くと聞いて今からすごく楽しみです!これからも更新頑張ってください! (2020年5月21日 22時) (レス) id: 9f8928e06e (このIDを非表示/違反報告)
ぽんなる。(プロフ) - 10《いお》さん» 嬉しいコメントありがとうございます!!今後の展開として最終的にハンが復活する予定のジェットブレイクに話を繋げる予定になってます。なのでTokyo driftを完結させた後作品時系列通りSKY MISSION編に入ります!! (2020年5月21日 16時) (レス) id: ec40945879 (このIDを非表示/違反報告)
10《いお》(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。このお話が完結した後は続編は出さないんですか?ぽんなるさんの作品がすきで、ハンのことも好きなので、完結後も番外編などで甘々なお話が読みたいです。 (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9f8928e06e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽんなる。 | 作成日時:2020年5月20日 9時

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