Give and take【ワイルドスピード Tokyo Drift】

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予想通りトゥインキーがエレベーターの中で
ショーンに今から乗る車の価値を力説してた。



ト｢お前に鍵を渡した男とその隣に居た女。

あの2人は夫婦。
こっち専門のプロの改造屋でここの立駐のトップだ。｣




シ｢それは意外だな。
てっきりD.Kって奴かと思ってた。｣



ト｢お姉さんが笑いぱっなしの絵を知ってるか？｣



シ｢…モナリザ?｣




そのタイミングでエレベーターが開き
トゥインキーは1台の車の前で止まった。




ト｢このS15はドリフト界のモナリザだ。
あの2人が手塩に掛けて改造した最高傑作。

RB26に乗せ換えをして
タービンもエンジン内部も弄ってる。

そこら辺の奴が
乗りたくても乗れない高嶺の花の車。

そんなレアな車に1つでも凹ま……傷付けてみろ!!
絶対辞めろよ!?｣




シ｢分かったから取り敢えず
ドリフトの仕方教えてくれないか?｣







そう言ったショーンにトゥインキーは
全てに対して絶望した。





1番簡単なサイドブレーキを引くやり方を教えたが
見込みのなさそうな状態だった。






A｢トゥインキー?
私達のBABYは無事に返ってきそう？｣




ト｢……直せる状態だといいですね…
俺は最後にあの車を見れて幸せでした…。｣




そうため息を吐き肩を落とした
トゥインキーを見てAはやっぱりね。と呟く




A｢ハン。良かったわね?
新しい暇つぶしが出来るんじゃない?｣



ハ｢モナリザの修理か?｣



A｢しらばっくれないで。
さっきから彼の事興味津々じゃない。

あー妬けちゃう。｣




最後の言葉は棒読みで
そんな事微塵も思ってないがヤケクソだ。




ハ｢嫉妬か…?……可愛いね。｣




するとそんなAを見てハンは
深いキスを交わした。




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