Give and take【ワイルドスピード Tokyo Drift】

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タ｢運が良かったなガイジン、
俺はこれからレースだ。｣



シ｢なら俺も出る｣




A｢ﾌﾟｯｯﾊｯ!!ｯｸｯｸｯ…
待って…もう限界ｯ……ﾌﾌﾌｯ…｣




今まで必死に笑いを堪えてたAが吹き出し
ショーンやタカシの視線が集まった。




A｢はぁ〜ｯ…いやｯ…
…ふふっ…ごめんなさいね?

私もハンも貴方を気に入ったわ?
貴方マシン持ってるの？｣




そう笑いを抑えながら聞いた言葉に
ショーンは素直に答える。



シ｢いや持っていない。｣



A｢今までレースに出た事は?｣


シ｢無い。｣




その言葉を聞いた周りの奴らが
冷やかすように笑い声を上げて



タカシやモリモトも
話にならないと言わんばかりの顔だ。





A｢ふふっ…
尚の事気に入った…ハン?｣




そう名前を呼んだAを見てハンはやれやれ。
と言う顔で鍵をショーンに向かって投げた。





ハ｢これ使え｣




その鍵を受け取りAは言った。




A｢トゥインキー?
車の場所教えてあげて。｣




ト｢ハンさんAさん本気ですか!?｣





トゥインキーに対し
"当然"と言いながら眉を上げた２人を見て

そのままショーンを連れトゥインキーは
エレベーターに乗った。





ハ｢…なんだよ。
坊やのレース見たいだろ?｣




A｢あれは私達が産んだ可愛いBABYよ?
どう使おうが貴方に文句を言う権利はない。｣





とんでもないマシンを
宝の持ち腐れにしてくれたなと言う顔で
タカシはハン達を睨みレースの用意をはじめた。






その問題のマシンがどれ程凄いかは
きっとトゥインキーが今説明してるだろう。






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