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Aside
いつもの帰り道。
私の隣には天堂先生が居た。
天「そもそもお前はいつも自分は二の次だ。
もう少し自分の事も優先して考えろ。」
A「…はぃ。」
天「それに第一あの厄介岩石を
頼みの綱にした所から間違っている。」
A「……。」
とは言っても
病院を出てからずっとこの通りお説教を食らってる。
なんならこうなるのが目に見えたから
こっそ〜り帰ろうとしていたのに
まんまと見つかってしまい
首根っこ掴まれて強制送還となってしまった。
天「聞いてるのかバカ」
A「聞いてますし
寧ろ言い訳なんてしませんよ〜だ」
私がそう言うと先生の手が頬へ伸びた
天「いっその事オペの時にこの口
縫い付けてやってもいいんだぞ?」
A「ひゃにゃこった!!」
摘まれた頬を無視し私は猛抗議した。
それを見て先生は呆れたように手を離す。
A「…オペは先生が…?」
私は頬を摩りながら先生に聞いた。
天「あぁ。
小石川先生にも来生にも止められたがな。」
そう言って先生は横を向き川辺に映った
沢山のネオンを眺めた。
A「…心配してるんですよ。天堂先生の事。｣
きっと姉さんの事を考えて……。
そこまでは言えなかったけど天堂先生は
分かってるように私の方を見た。
A「でも天堂先生なら安心ですー!!
腕はピカイチなのは私がよく知ってますから。」
私が背伸びしながらそう言うと
天堂先生は私の顔を見つめた。
天堂「治してやる。この俺が。」
そう言いながら先生は私の頭に手を置く。
天「だから安心しとけ」
そして私の頭をくしゃりと撫でた。
その言い方はとても上からだったけれど
これ程心強い事は無いって思えて
撫でられた頭をずっと熱を持っていた。
･
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みー - 感動しすぎて泣いてばっかりでした！すごいいいお話でした！ (2023年1月6日 23時) (
レス) @page49 id: a6ff73e738 (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - ドラマはあんまり見てなかったのですが、凄く楽しませてもらえました。ありがとうございます、！出来ればアンナチュラルの方、最後まで読みたいなと思ってきます。。 (2020年4月22日 10時) (レス) id: 6cdca67beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅは - すごく感動して涙が止まらなかったです。 (2020年3月15日 4時) (レス) id: 647663a441 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 一気読みするくらい凄く面白かったです！素敵な時間ありがとうございました(^^)出来れば2人の続きなんかを読んでみたいです(^^) (2020年3月7日 0時) (レス) id: 7a10b2b755 (このIDを非表示/違反報告)
ayuyua(プロフ) - ほんとに面白くて、毎回更新まってました！お疲れ様です！！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: a0efaf1441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんなる。
| 作成日時：2020年2月17日 17時
