story.90 ページ28
天堂side
佐倉から受け取った手紙を持ち
夕日が差し込む部屋のベットに
俺はゆっくり腰掛けた。
ほのかに残るAの残り香が愛おしくて
俺はゆっくりとそのまま寝転がった。
無機質な天井を見上げ
俺は窓を見た
天「……春だ……。」
差し込む夕日と
窓から見える桜の木
桜は蕾が色付いて
花を咲かせようとしていた。
天「……春が来たぞ…A…｣
ぽつりと呟く俺の声
俺は虚しい気持ちを隠せず起き上がり
ベットサイドにあった
温泉のガイドブックを手にした。
天「…アホか……
…食べ物ばかりかよ…」
雑誌に付箋が貼られてたり
カラーペンで印が付いてる所は
ほとんど観光名物の欄。
天「……あいつらしい。」
俺はページを捲り
パラパラと読み進めた。
そしてあるページで手を止める。
天「…………。」
俺はそのページを見て俺は
ｼﾞﾘｯ…と心が傷んだ。
天「…本当に馬鹿な奴……」
そして俺は本を置き
ゆっくりと手紙を開けた。
そして見慣れた綺麗な字を
ゆっくりと読み進めた。
.
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みー - 感動しすぎて泣いてばっかりでした！すごいいいお話でした！ (2023年1月6日 23時) (
レス) @page49 id: a6ff73e738 (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - ドラマはあんまり見てなかったのですが、凄く楽しませてもらえました。ありがとうございます、！出来ればアンナチュラルの方、最後まで読みたいなと思ってきます。。 (2020年4月22日 10時) (レス) id: 6cdca67beb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅは - すごく感動して涙が止まらなかったです。 (2020年3月15日 4時) (レス) id: 647663a441 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 一気読みするくらい凄く面白かったです！素敵な時間ありがとうございました(^^)出来れば2人の続きなんかを読んでみたいです(^^) (2020年3月7日 0時) (レス) id: 7a10b2b755 (このIDを非表示/違反報告)
ayuyua(プロフ) - ほんとに面白くて、毎回更新まってました！お疲れ様です！！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: a0efaf1441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんなる。
| 作成日時：2020年2月17日 17時
