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あの日、正門先輩と初めて出会った日も
こうやって椅子を出してもらったなあ、なんて。
思い出してたからつい口に出てしまった。
え？って反応が返ってきて、
やっぱり覚えてるわけないかと落ち込んでいると
“ 俺とAちゃんが初めて出会った日？ ”
首をこてんとして問いかけてくる正門先生。
初めて会った日を覚えてくれてただけで
もう嬉しくて嬉しくて、言葉に詰まっていると
良「 好きな人との想い出は忘れるわけないやろ？ 」
「 へっ？ 」
正門先輩はそう言って向いていた方向を窓から私にうした。
良「 Aちゃんは俺の中で他の後輩や女の人とは違って、特別やなあって思ってた。」
「 … 」
良「 でもAちゃんが生徒会長と仲良うしてるの見て取られたくないなあっ思ってん。」
「 …っ 」
良「 その時特別って思ってた理由と、特別っていう感情だけやないってのに気づいた。」
そして正門先輩は深呼吸をした。
良「 Aちゃん。」
「 は、はいっ…。」
良「 俺の彼女になってくれませんか？ 」
「 正門先輩の彼女になりたいです…っ！ 」
その瞬間、第２音楽室は。
彩り鮮やかな光に包まれた。
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girl - すごくキュンキュンしました！この二人の今後も見てみたいです！できたら続編お願いします！ (2018年10月27日 0時) (
レス) id: 53daf28369 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - きゅんきゅんしました〜！すごく良かったです！ぜひ続きが見たいです！ (2018年7月14日 11時) (レス) id: 36f9006ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ふうた - めっちゃよかったです！短編集楽しみに待ってます。正門君マジリアコ！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: a813b17333 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり - 続き、無理のない範囲でお願いします！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新されるのが楽しみで仕方ない作品でした。短編集でも不定期でももうなんでもいいので()続きが読みたいです！ (2018年7月7日 2時) (レス) id: 98f815bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろ | 作成日時：2018年4月9日 2時
