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正門side
良「 花火、見に行こっか。」
少し強引だったかもしれない。
でも、目の前でこくんと頷く彼女を見たら強引で良かったなって。
なんだか恥ずかしくて2人とも黙って歩く。
でもそれが苦しくなくて心地よくて。
少し人気が無くなったとはいえ校舎には人がちらほら。
告白してる男の子もいれば、
イチャイチャしてるカップル。
一緒に見ると結ばれるっていう言い伝えがあるうちの学校の花火。
“ 誘った ＝ 好き ”
も同然だ。
良「 ここで見よっか。」
「 はい。」
俺が連れてきたのは第2音楽室。
屋上とか中庭に比べたら少し見づらいけど、
ここは俺らが出会ったところで告白するならここって決めてた。
良「 どーぞ。」
花火が見えるように窓の近くに二つ椅子を置く。
「 ふふ。」
良「 ん？どないしたん？ 」
「 あの日と同じやなぁって。」
良「 あの日？ 」
「 あ、いや、忘れてください。」
そう言ってすこし悲しそうな顔をする彼女。
俺が思ってる日とAちゃんの思ってる日が
良「 俺とAちゃんが初めて出会った日のこと？ 」
「 えっ…？ 」
同じだと言うことを信じて質問した。
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girl - すごくキュンキュンしました！この二人の今後も見てみたいです！できたら続編お願いします！ (2018年10月27日 0時) (
レス) id: 53daf28369 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - きゅんきゅんしました〜！すごく良かったです！ぜひ続きが見たいです！ (2018年7月14日 11時) (レス) id: 36f9006ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ふうた - めっちゃよかったです！短編集楽しみに待ってます。正門君マジリアコ！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: a813b17333 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり - 続き、無理のない範囲でお願いします！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新されるのが楽しみで仕方ない作品でした。短編集でも不定期でももうなんでもいいので()続きが読みたいです！ (2018年7月7日 2時) (レス) id: 98f815bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろ | 作成日時：2018年4月9日 2時
